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ルフトハンザ、「機内でのマスク着用義務」を約款に明記。6月8日付けで改定

2020年6月2日(現地時間)発表

ルフトハンザ ドイツ航空はマスク着用義務を約款で明確化する

 ルフトハンザグループは6月2日(現地時間)、搭乗客が口を鼻を覆うマスク類を着用することを義務付けるよう、6月8日付けで約款の改定を行なうことを発表した。

 一般運送約款「第11.7条マスク着用義務」に、「搭乗者全員の健康保護のため、お客様は搭乗時、フライト中、および降機時に、口と鼻を覆うマスク類の着用を義務付けられます。ただし、この着用義務は、6歳以下のお子様や、健康上の理由または障害によりマスクを着用することのできないお客様には適用されません。なお、機内での飲食の際や耳の不自由な方との会話の際、および本人確認目的やその他のやむを得ない理由で必要とされる場合には、マスクを一時的に外すことができます。口と鼻を覆うマスク類としては、家庭用の布マスクや医療用マスクをご使用いただくことができます」という内容を明記。これまで推奨してきたマスクの着用を、すべての乗客の義務であることを明確化する。

 この約款改定はまず、グループ内のルフトハンザ ドイツ航空、ユーロウイングス、ルフトハンザ シティラインに適用。オーストリア航空やスイスインターナショナルエアラインズなどグループ内のすべての航空会社においても改定を検討するとしている。