ニュース

長崎道 武雄北方IC~嬉野ICが夏休み前の7月上旬に4車線復旧。6月8日22時に対面通行解消

2020年秋の4車線復旧予定を前倒し

2020年6月4日 発表

長崎自動車道 武雄北方IC~嬉野ICを7月上旬に4車線復旧

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は6月4日、2019年8月27日の大雨で被災したため対面通行規制を行なっている長崎自動車道(E34)武雄北方IC(インターチェンジ)~嬉野IC間を、7月上旬に4車線へ復旧する見通しであることを発表した。

 2019年8月27日からの大雨被害では九州北部各地に大きな被害をもたらし、長崎道では武雄北方IC~嬉野IC間にある武雄JCT(ジャンクション)の法面で土砂崩れが発生。一時通行止めとしていたが、応急復旧により同年9月10日から上り2車線を活用して上下各1車線通行を確保した対面通行規制を行なっている。

 これまで2020年秋ごろの4車線通行確保を目指して復旧を目指していたが、鋼管杭打ち込み機械導入など工程上の工夫を行なったことで前倒し。夏休み前となる7月上旬に4車線復旧できる見込みが立ったという。

 なお、工事の進捗に伴い、6月8日22時に対面通行を解消して上下線の走行車線をそれぞれ走行可能とする上下各1車線規制へと変更。今後、追い越し車線側を利用した上下各1車線への車線切り替えを経て、4車線復旧する予定となる。

長崎道 武雄北方IC~嬉野ICの4車線復旧と、今後の車線切り替えの予定
長崎道 武雄JCTの災害復旧