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スカイマーク 羽田~下地島線のトライアル運航実施など、羽田空港国内線「政策コンテスト枠」の配分方針決定

2020年5月14日 発表

羽田空港国内線発着枠の「政策コンテスト枠」の5枠のうち4枠が決定。残る1枠はトライアル運航のうえで最終決定する

 国土交通省は5月14日、羽田空港国内線発着枠における「政策コンテスト枠」の配分について、「羽田空港発着枠政策コンテストの評価等に関する懇談会」での評価結果に基づく配分方針を決定した。

 羽田空港国内線の発着枠は、2020年夏ダイヤ(3月29日)から配分の見直しが行なわれ、これまで3枠だった政策コンテスト枠を2枠追加。計5枠を割り当てることになっている。

 この政策コンテスト枠には7空港から応募があり、評価結果上位となった、ANA(全日本空輸)を共同提案者とする鳥取空港、石見空港、大館能代空港、JAL(日本航空)を共同提案者とする山形空港の4枠を決定。2020年冬ダイヤ(2020年10月25日~2021年3月末)から運航を開始する予定となった。

 残る1枠については、JALを共同提案者とする三沢空港、スカイマークを共同提案者とする下地島空港の評価得点が僅差があったことから、1年間のトライアル運航を行ない、その実績について有識者がサイド評価を行ない、最終的な配分先を決定することになった。

 トライアル運航は2021年夏ダイヤ~冬ダイヤ(2021年3月末~2022年3月末)を評価対象期間とし、その前後の2020年冬ダイヤ(2020年10月末~2021年3月末)、2022年夏ダイヤ(2022年3月末~10月末)についても準備などのための暫定運航を認める。

羽田発着枠政策コンテストの評価結果
羽田発着枠政策コンテストに応募のあった7空港の提案