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Airbnb、2億5000万ドルのホスト救済基金を設立

ゲストが気に入ったホストに寄付できる仕組みも導入予定

2020年3月31日 発表

Airbnbの発表

 Airbnbは、新型コロナウイルスの影響で宿泊キャンセルが発生していることから、2億5000万ドルのホスト救済基金を設立すると発表した。

 同施策では、ゲストが新型コロナウイルスに関連する理由で3月14日~5月31日の間にチェックインする予約をキャンセルした場合、通常設定されているキャンセルポリシーに基づいて受け取れたはずの金額の25%がAirbnbからホストに支払われる。

 それとは別に、自宅をAirbnbに登録し、宿泊サービスを提供することで、家賃や住宅ローンの支払いを行なっているスーパーホストを支援するため、1000万ドルの基金を設立。ホストからの申請に基づき、最大5000ドル(要返済)の補助金を支払う。

 また、同社による直接的な支援に加え、過去に宿泊経験があるゲストが気に入ったホストに対して経済的な支援を行える仕組みも今後用意する。こちらの詳細は4月中に発表される予定。