Airbnb、ホスト・ゲスト向けに柔軟な対応を促す仕組みを導入

Airbnbのアナウンス

　Airbnbは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ホストとゲストの両者に対して「より柔軟な予約」を促す仕組みを導入すると発表した。

　キャンセルに伴って料金が発生する場合、ゲストの要望に応じて例外的に予約のキャンセル・返金に柔軟に対応するホストに対し、同社のプラットフォーム上で返金を直接承認するツールを用意。あわせて新しい予約を促進するプロモーションを行なうとともに、6月1日までの間、通常適用される3％のホストサービス料を免除する。

　宿泊予約を行なうゲスト向けには、新型コロナウイルスに対してのキャンセルポリシーを各宿泊施設がどう設定しているかを明確化。柔軟・適度・厳格といった施設ごとのポリシーでフィルタリング検索できるようにする。同機能については、数日から数週間でサイトに反映されるとしている。

　同社によれば、Airbnbホストの60％以上がキャンセルポリシーとして柔軟・普通を選択しており、多くの場合はペナルティなしでのキャンセルの対象になるとしている。

　ただし、3月11日～6月1日に予約した宿泊のキャンセルについて返金がない場合、今後の旅行予約で使用可能な旅行クーポンの形で払い戻しを実施する。