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鑑賞者の動きにあわせて絵画の中の人物や風景が動き出す「Immersive Museum」

4月17日~8月12日に東京天王洲の寺田倉庫G1ビルで開催

2020年3月16日 発表

Immersive Museumのイメージ

 Immersive Museum実行委員会は、4月17日~8月12日に東京天王洲の寺田倉庫G1ビルで没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」を開催する。

 Immersive Museumは、Immersive(没入感)をキーワードとするアート体験プログラム。立体音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に印象派の作家たちの視点で見た作品世界を再現し、アートの“鑑賞”体験を進化させたものとなる。

 今回のイベントでは、鑑賞者の動きに連動して名画が動き出す「インタフラクティブ展示エリア」が設けられる。テーマは「呼吸する絵」で、「少女イレーヌ」(ピエール=オーギュスト・ルノワール作)、「猫と眠る少女」(ピエール=オーギュスト・ルノワール作)、「ボート漕ぎ」(ギュスターヴ・カイユボット)の3作品のデジタルアートが掲げられ、作品の前に立つと、鑑賞者の目線や動作を検知して絵画の中の人物や風景が動き出す。

 入場料は大人2500円、中学生・高校生1500円、小学生800円。

少女イレーヌ
ボート漕ぎ