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カンタス航空、羽田~シドニー線をジャンボからA330に小型化。A380は10機を運航休止

2020年3月10日(現地時間)発表

カンタス航空は新型コロナウイルスへの新たな対応を発表した

 カンタス航空は3月10日(現地時間)、新型コロナウイルスの影響による新たな対応について発表した。

 カンタス航空は2月20日にグループのジェットスター航空が運行する成田~ケアンズ線、成田~ゴールドコースト線、関空~ケアンズ線を最大で週2往復減便することを発表していたが、新たな発表ではジェットスターの日本路線については5月20日以降、約40%削減する計画。

 カンタス航空運航便については、現在、ボーイング 747-400型機で運航中の羽田~シドニー線について、3月30日から9月中旬までエアバス A330型機へ小型化することを発表した。具体的な内容は明確にしていないが、減便計画の補足として、日本路線の座席供給量をさらに削減するとしている。

 カンタス航空は今後半年間、国際線の座席供給量をグループ合わせて最大で前年比23%削減。保有する12機のエアバス A380型機は重整備中の2機を含む10機の運航を休止し、2機のみ運航する。