JAL、国際線客室乗務員の新型コロナウイルス感染を確認

客室乗務員の新型コロナウイルス感染が確認された

　JAL（日本航空）は、同社の客室乗務員が3月7日に新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたことを明らかにした。

　感染が確認されたのは、50代の女性客室乗務員（千葉県在住）。2月10日以降に日本政府が入国を制限している国への渡航歴はなく、現在は入院隔離中で、咳や発熱などの症状はないという。

　同社によれば、3月7日に東京都の保健所から受けた際、2月24日に発症したことが確認され、当該客室乗務員が乗務した2月25日の運航便（シカゴ発・成田着のJL009便）に同乗していた12名の客室乗務員が濃厚接触者に特定された。このため、濃厚接触者とされた客室乗務員については、3月11日まで自宅待機となっている。今のところ、体調不良の報告はないという。

　同便には104名の乗客が搭乗していたが、乗客については濃厚接触者はいないと判定されているほか、当該機は機内消毒を実施済みとなっている。