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「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上」続いたら相談を。厚労省、新型コロナウイルス関連情報を公開

感染から発症までの潜伏期間は1日~12.5日

2020年2月17日 公開

厚生労働省は「新型コロナウイルスを防ぐには」を公開。「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上」続いた場合には、「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう呼びかけている

 厚生労働省は2月17日、新型コロナウイルス感染症の症状の特徴、注意点などをまとめた「新型コロナウイルスを防ぐには」を公開した。

 そのなかで、「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上」続いた場合、「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)」がある場合には、「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう呼びかけている。

 新型コロナウイルスの症状は、発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴で、感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日(多くは5日から6日)だという。

 感染を防ぐには外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などには、こまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗い咳エチケットに配慮すること。発熱など風邪の症状が見られるときは、学校や会社を休むこととしている。

Webサイト: 厚生労働省 新型コロナウイルスを防ぐには(PDF)
Webサイト: 新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター