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TomTom、世界416都市の渋滞レベルを調査

東京はアジア9位、世界トップはインドのベンガルール

2020年2月3日 発表

トムトム・トラフィック・インデックス

 位置情報技術を開発するオランダのTomTomは、世界57か国416都市の交通状況を調査した「トムトム・トラフィック・インデックス」の結果を公表した。

 同調査は、渋滞なしの場合の所要時間に比べ、渋滞によってどれだけ余分に時間を費やしたかを都市ごとに調べたもの。日本国内では、東京の平均渋滞レベルが42%となり、本来30分で移動できるはずが、渋滞によって約13分を無駄に費やしているとされた。東京以外では、大阪が36%、名古屋が33%、札幌が30%、神戸が26%となった。

 世界全体では、インドのベンガルールが71%を記録し、最も渋滞が激しい都市とされた。2位にはフィリピンのマニラ(71%)、3位にはコロンビアのボゴタ(68%)と続いている。

 調査によると、東京、大阪、札幌においては、毎週金曜日に渋滞が悪化する傾向が見られたという。特に東京では金曜日の17時~18時は渋滞レベルが73%となり、ベンガルールの平均渋滞レベルを上回る結果となっている。