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NEXCO中日本、最先端技術を高速道路の保全に役立てる実証を開始

2020年1月30日 発表

SNSに投稿された画像や動画から現場の状況を速やかに把握できるかを実証

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は、高速道路の保全に役立てられる最先端技術を活用したソリューションの実証を1月~2月にかけて順次開始する。

 今回の実証は、2019年7月に外部の企業や団体と設立した「イノベーション交流会」で提案されたアイデアのうち、早期実現性が高いと考えられるものを検証しようというもの。「移動体監視による路面状況等把握の効率化」と「変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化」の2つの重点テーマに基づき、6つのソリューションの導入の可能性を確かめる。

 1月に開始するフジミックとの取り組みでは、SNSなどの外部情報から交通事故や緊急事象などの情報を抽出し、現場状況把握の迅速性を確認する。

SNSなど外部情報による業務高度化(フジミック)
走行車両によるセンシングデータを活用した経年変化抽出技術の検証(ジャパン・トゥエンティワン)
交通事故リスクの予測技術の検証(日立ハイテクノロジーズ)
冬季路面のリスク管理による業務高度化(本田技研工業)
変状データの可視化および分析結果の業務有効性の検証(ベイシスコンサルティング)
橋梁点検向け三次元形状計測・生成・解析の実証(イクシス、凸版印刷)