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東海道新幹線、「特大荷物」事前予約制の2020年5月導入を前に周知キャンペーン

東京駅・名古屋駅・新大阪駅に「荷物測定台」

2019年12月24日 発表

2019年12月26日から順次

2020年5月中旬から「特大荷物スペースつき座席」の事前予約が始まるのに当たり、JR東海では「荷物サイズ確認キャンペーン」を開始する

 東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線では、2020年5月中旬から「特大荷物スペースつき座席」の事前予約を開始する。

 事前予約の対象になる「特大荷物」とは「3辺の長さの合計が160cm以上~250cm以内」のサイズで、「おおむね国際線航空機における有料預入荷物のサイズに相当」する。「3辺の合計が160cm以内」の荷物は、座席上部の荷物棚に収納が可能であり、「3辺の合計が250cm超の荷物」は従来から持ち込み不可となっている。

 ちなみに事前予約をせずに車内に特大荷物を持ち込んだ場合、所定の手数料「1000円」を別途支払い、荷物は乗務員が指定する箇所に収納することになる。

 特大荷物スペースつき座席は、現状の特大荷物の利用状況に対して十分な座席数を用意しているそうだが、混み合う場合もあるため、早めの予約を呼びかけている。

 この事前予約導入の周知を目的に、JR東海(東海旅客鉄道)では導入までの期間に東海道新幹線各駅で「荷物サイズ確認キャンペーン」を実施。大きな荷物を持った利用客に案内スタッフが声をかけ、「荷物サイズ測定台」でその荷物を測り、ルールへの理解を深めてもらう。

 キャンペーンは12月26日・27日からは東京駅・名古屋駅・新大阪駅で先行スタート、2020年1月以降は東海道新幹線各駅で実施する。

特大荷物スペースつき座席の事前予約制が2020年5月中旬から始まる。JR東海のWebサイトでは、ルールを伝える特設ページを開設しており「知って安心Q&A」では寄せられた疑問を随時更新していく
キャンペーンでのノベルティ例(メジャー)
ジャパン・レール・パスの引き換えの際に、利用客へ多言語パンフレットを配布する
特大荷物スペースつき座席 事前予約

開始時期: 2020年5月中旬
対象新幹線: 東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線
Webサイト: 特大荷物スペースつき座席 事前予約