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日本気象協会、年末年始は太平洋側で晴れ、日本海側はぐずついた天気が多いと予測

2019年12月29日~2020年1月3日ごろの天気傾向

2019年12月12日 発表

日本気象協会が2019年年末~2020年始の天気傾向を発表した

 日本気象協会は12月12日、年末年始(2019年12月29日~2020年1月3日ごろ)の天気傾向を発表した。

 西高東低の冬型の気圧配置となる日が多く、日本海側は北日本を中心に雪や雨の日が多く、局地的に大雪や猛吹雪になる恐れがあるとしているほか、近畿北部から九州北部はぐずついた天気で、雪の降る日があるとも予測している。このため、交通機関の乱れへの注意や、クルマ運転時のチェーン携行を喚起している。

 一方、北海道から九州の太平洋側は平年同様に晴れる日が多いと予想。空気の乾燥による火災や風、インフルエンザへの注意を呼びかけている。

 また気温は、太平洋側、日本海側ともに、北日本で平年並みが低く、関東から西はほぼ平年並みとしているが、関東から九州の太平洋側でも冷たい風が強く吹く日があるため初詣などの外出時には防寒対策が必要としている。

 奄美・沖縄地方は温かい空気に包まれ、気温は平年並みか高いと予測。湿った空気の影響で曇りや雨の日が多いとしている。