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日本気象協会、2020年の春の花粉飛散予測を発表
東京の花粉飛散のピークは例年より長く
2020年1月22日 11:30
- 2020年1月22日 発表
日本気象協会は1月22日、2020年の春の花粉飛散予測(第3報)を発表した。東京の花粉飛散のピークは例年より長くなる見通し。
発表によると、スギ花粉の飛散のピークは、福岡で2月下旬~3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋で3月上旬~中旬、東京で2月下旬~3月下旬、金沢・仙台で3月上旬~下旬となる見込み。
ピークの時期は、西日本では例年並みとなるところが多いとされているが、名古屋・東京・金沢・仙台は例年より早くピークを迎え、東京についてはピークの時期が長くなるとされている。
スギ花粉のピークが終わる頃にはヒノキ花粉の飛散が始まり、ピーク時期は福岡で3月下旬~3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋で4月上旬~中旬、東京で4月上旬~下旬と予測されている。
花粉の飛散量については、九州から関東甲信にかけては例年より少ない見込み。東北南部は概ね例年並みだが、東北北部や北海道ではやや多いと見られている。