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「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」に行ってみた。秋葉原高架下にオーディオ、カメラ、ホビーの探究基地が誕生！

編集部：松本俊哉

2019年12月12日 13:45

2019年12月12日11時開業

ジェイアール東日本都市開発は秋葉原の高架下に商業施設を開業した

　ジェイアール東日本都市開発は、秋葉原の高架下に商業施設「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE（シークベースアキオカマニュファクチュア）」（東京都千代田区神田練塀町13-1、14-4、15-1、18-1）を12月12日11時に開業した。

　秋葉原駅から御徒町駅にかけての高架下は同社が以前から開発を進めており、秋葉原駅前の「GUNDAM Cafe」が2010年4月、「AKB48 CAFE＆SHOP」が2011年9月にそれぞれ開業したことは、秋葉原を訪れたことがなくても耳にしているのではないだろうか（ただし後者は2019年内の閉店が決まっている）。

　さらに、職人によるものづくりがテーマの商業施設「2k540 AKI-OKA ARTISAN」が2010年12月、日本各地の食産品を扱う「CHABARA AKI-OKA MARCHE」が2013年7月、人気ラーメン店5軒が入居する「御徒町らーめん横丁 AKI-OKA GOURMET」が2014年12月といった具合に、続々と高架下施設をオープンさせている。

　新たに誕生したSEEKBASEはオーディオやカメラ、ホビーにこだわる人たちの“探求基地”という位置づけで、商業施設4棟＋宿泊施設1棟の計5棟で構成している。12月12日の第1期オープンでは物販8軒の「The Tools」、飲料1軒の「The Meals」という2つのセクションが開業。また、スポーツバイクと電動アシスト自転車の専門店とホテルも同時に開業する（関連記事「秋葉原高架下にホテル『UNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARA』開業。空間を活かした客室を写真で紹介」）。なお、第2期オープンは2020年春を予定している。

「The Tools」セクションの中央入口。倉庫風の巨大な扉が印象的

SEEKBASEのロゴ。カタカナで「シーク」

SEEKBASEの全体図。セクションごとに0～6の番号が振ってあるが、4はない。第2期オープンは2020年春予定

The Mealsのエントランス

入居するテナントと構内図

　第1期オープンでは特にオーディオカテゴリーが充実。中古レコード/CD販売の大手「レコファン」、DJ機器販売で知られるOTAIRECORDによるDJスクール「OTAIRECORD MUSIC SCHOOL」、オーディオケーブルやイヤフォンのリケーブルなどを店内の工房で手がける「AUDIO MIJINKO（オーディオミジンコ）」のほか、S'NEXTのイヤフォン/ヘッドフォンブランド finalが直販の実店舗「final STORE」を出店している。

　finalの担当者によると、同社のショールームは神奈川県川崎市に以前からあり、イベントやワークショップを不定期で実施してきたものの、立地的に足を運びづらいという声が多くあり、今回の出店に至ったという。店内にはエントリーモデルからフラグシップモデルまで試聴機を取り揃え、試聴のための防音室も完備。納得いくまで確かめて購入することができる。

常陸野ブルーイング東京蒸留所

クラフトスピリッツの蒸留設備を備えるバー。地元茨城の銘柄牛・銘柄豚の料理も楽しめる

2nd BASE

三宝カメラが手がけるオールドカメラショップ。カメラ本体、レンズ、フィルム、革小物はもちろん、ミラーレスデジカメにオールドレンズを組み合わせた提案型商品なども展開する

ハビコロ玩具すけるとん