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京福電車、嵐電 北野白梅町駅を2020年3月リニューアル。駅ホームのバス停化で嵐山、金閣寺方面へのアクセスルート明確に
2019年11月11日 13:08
- 2019年11月8日 発表
- 2020年3月 リニューアル
京福電車(京福電気鉄道)は11月8日、嵐電(京福電気鉄道嵐山線)北野線の北野白梅町駅を2020年3月にリニューアルすることを発表した。
京都西陣の西、嵯峨嵐山地域の玄関口に位置し、北野天満宮や金閣寺、嵐山を訪問する観光客の利用者の多い同駅を、バス停と一体化することで嵐山エリア、金閣寺方面へのアクセスルートを明確化。リニューアル後は現在の2番線側のみの1線とし、現在の1番線をバス専用の停車スペースとすることでスムースな乗り換えを可能にする。バス側ホームは西側に約30m延伸し、市バス102号系統が駅へ乗り入れる。
駅施設は、1958年に築造された既存駅舎を解体し、バリアフリー化や、トイレの全個室洋式化などの改良を施す。2020年度内に実施する御室仁和寺駅、宇多野駅、鳴滝駅のバリアフリー化工事により、北野線全線のバリアフリー対応が完了する。
さらに2020年度、インフォメーションセンターの開設など駅前広場の整備工事を行ない、地域や観光の拠点として安心して利用できる駅を目指す。