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【私のイチオシ旅行グッズ】富士通のカメラ付き通訳機「arrows hello AT01」

arrows hello AT01:オープン価格(実売3万円程度)

富士通コネクテッドテクノロジーズ 営業本部 第二統括営業部の妹尾秀和氏

 世の中にあふれる旅行グッズだが、価格やデザインだけで選んでしまってはもったいない。メーカーの担当者に企画コンセプトを聞いてみると、新たな魅力が発見できるかもしれない。

 arrowsシリーズのスマートフォンなどを開発する富士通コネクテッドテクノロジーズは、カメラ付きの通訳デバイス「arrows hello AT01」を販売している。同社 営業本部 第二統括営業部の妹尾秀和氏に開発の狙いを伺った。

――開発の経緯を教えてください。

妹尾氏:海外旅行だけではなく、インバウンドの増加により、日本国内でも外国語によるコミュニケーションが増加しています。異文化交流や訪日外国人における円滑なコミュニケーションを実現すべく、語学力をサポートするツールとして“マルチ通訳機”をarrowsブランドとして商品化しました。

――どんな機能があるのでしょうか。

妹尾氏:オンラインでは28言語の双方向翻訳が可能で、飛行機内や電波の悪いところではオフライン翻訳(日本語⇔英語、日本語⇔中国語)が活躍します。また、文字を撮影して翻訳できるカメラ翻訳も搭載しており、レストランのメニューや、駅の案内表示などの確認に便利です。

arrows hello AT01

――こだわりのポイントは?

妹尾氏:ユーザーインターフェイスやメニュー設定などは使いやすさにこだわり、簡単な操作でスピーディに翻訳できます。また、どんな方でも安心して使っていただけるよう、日本メーカーならではの手厚いサポートを提供しています。ご購入のお客様に「初期設定&簡単使い方ガイド」をご用意しており、日本国内にあるサポート窓口では購入後の使い方相談にも対応しております。

英語と中国語はオフライン翻訳も可能
カメラでレストランのメニューなどを読み取って翻訳できる

――どんな人に使ってもらいたいですか?

妹尾氏:海外旅行に行かれる方や語学の勉強に励んでいる方に活用していただきたいと思います。2020年に向けて、インバウンドにおいては訪日外国人が多い商業施設、ドラッグストア、運輸系/交通系(タクシー、レンタカーなど)の企業様、接客業などで、旅行者の対応に活用していただきたいと考えております。

――ありがとうございました。

arrows hello AT01のイメージビデオ