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航空写真家 チャーリィ古庄氏、セントレアで「ちょっと自慢できる ヒコーキの雑学100」出版記念イベント

2019年7月7日 開催

航空写真家 チャーリィ古庄氏。セントレアで「ちょっと自慢できる ヒコーキの雑学100」出版記念イベントを開催した

 航空写真家 チャーリィ古庄氏は7月7日、セントレア(中部国際空港)で「ちょっと自慢できる ヒコーキの雑学100」出版記念イベントを開催した。

 書籍「ちょっと自慢できる ヒコーキの雑学100」(1500円+税、インプレス刊、四六判、224ページ)は、過去に搭乗した航空会社の数は200社以上、訪れた空港の数は約500か所という航空写真家のチャーリィ古庄氏が、自身の豊富な知識をもとに「パイロット&キャビンアテンダント編」「機材編」「空港編」「機内編」の4つのジャンルの雑学を計100項目記したもの。フジモト・ヒデト氏によるイラストも添えられており、気軽に楽しめるよう配慮されている。

 イベントはその出版記念を兼ねて行なわれたもので、7月6日には成田の航空博物館で、7日はセントレアで実施された。本記事ではセントレアで行なわれたイベントの模様を紹介する。

有料イベントとなっており、書籍代がイベント参加代金。書籍のほか、セントレア提供のステッカー、特別制作した缶バッジなどが参加者に配られた

 チャーリィ古庄氏は、セントレアのオフィシャルフォトなども担当しており、このイベントでは会議室でのトークショーに加え、撮影会とサイン会を実施。トークショーでは、セントレアに関した写真の紹介や、さまざまな事情でお蔵入りとなった特別な写真を紹介。セントレアとボーイングの工場を結んでいるボーイング 747 LCF ドリームリフターの貨物室写真など、なかなか見ることのできないものを、撮影時の秘話など交えつつ公開していた。

 撮影会では、普段は入ることのできないセントレア お天気カメラコーナーを特別な使用許可を得てイベント用に使用。特別なエリアをイベント参加者向けに貸し切りで使用していた。

 この撮影会はお昼どきのゆっくりとした時間帯に行なわれ、チャーリィ古庄氏が多くの参加者とコミュニケーションを取ろうとしていたのが印象的。参加者もチャーリィ古庄氏にサインをリクエストするなど、特別な場所からの撮影をしつつ、イベントを楽しんでいた。

セントレアの貸会議室でトークショー。セントレアには複数の貸会議室やホールがあり、各種イベントなどで使われている
ドリームリフターの貨物室写真とともに、撮影のポイントなどを語るチャーリィ古庄氏
さまざまな事情で非公開になった写真も公開。トークショーならではの特別な話を聞くことができた
セントレアのお天気カメラコーナー。普段は入れない場所で撮影会
スカイデッキとは、違った写真を撮ることができた
記者も標準ズームで撮影。チャーリィ古庄氏によるとセントレアでの撮影は、水平線を水平に撮るのがポイントとのこと
撮影会参加者と積極的にコミュニケーションを取るチャーリィ古庄氏
即席のサイン会も実施
撮影会後にあいさつ
セントレアでイベントを担当した 中部国際空港株式会社 商業事業部 杉山拓大氏。参加者にお礼を述べるとともに、7月20日~21日開催の「セントレア盆踊り」の告知も行なっていた
こちらは書籍へのサイン会。その後希望者向けツーショット撮影会など、参加者はこころゆくまでイベントを楽しんでいた

 チャーリィ古庄氏にイベント開催場所としてセントレアを選んだ理由を聞いてみると、「セントレアは航空機ファンに優しい空港です。例えば滑走路脇で撮影できるようなイベントを開いていたり、フォトコンテストをして、それをカレンダーにしていたりする。今回もこうして特別な場所で撮影をできるよう配慮してくれるなどした。こういうことができるということをもっと多くの人に知ってもらいたい」とのこと。航空機ファンを増やそうとするセントレアの姿勢に共感し、多くの空港もそのような方向に進んでほしいと語ってくれた。

一般に公開されているセントレアのスカイデッキからは、さまざまな航空機の離着陸を見ることができる。これはセントレアをベースとするエアアジア・ジャパン
こちらはたまたまセントレアを訪れていたアントノフ 124。2機駐機していたが、そのうち1機が離陸していった

 セントレア内にある書店「TSUTAYA 中部国際空港店」では、書籍「ちょっと自慢できる ヒコーキの雑学100」の出版を記念して、チャーリィ古庄氏の新刊・既刊書籍を集めたミニコーナーを設置している。澤井秀樹店長によると7月中は展開するとのことなので、セントレアに立ち寄られた際はチェックしてみていただきたい。

セントレア内にある書店「TSUTAYA 中部国際空港店」にて