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JR西日本、関空アクセス特急「はるか」に新車両271系導入。既存車両へ3両増結。全座席に電源装備
2020年春頃に運行開始予定
2019年6月21日 14:55
- 2019年6月21日 発表
- 2020年春ごろ 営業運行開始予定
JR西日本(西日本旅客鉄道)は6月21日、関空(関西国際空港)へのアクセスを担う特急「はるか」に新型車両「271系」を導入することを発表した。2020年春ごろの営業運行開始、3両編成を6本、計18両を導入する予定。
米原・京都駅~関西空港駅間で運行している「はるか」は訪日外国人を中心に利用者が増加。それに対応するもので、既存の281系6両編成に増結するための3両編成を併結して運行する車両を導入することで1列車あたりの座席数を約1.5倍に拡張する。
車両は現在の281系「はるか」ブランドを継承したデザインとするが、全座席へのモバイル用コンセントや、車内ディスプレイへの多言語案内、大型スーツケースにも対応する荷物スペース、客室内やデッキ部への防犯カメラ設置などを追加設備として導入。フリーWi-Fiサービスは281系と同様に提供する。このほか、車体構造の強化や機器の二重化など安全性対策も強化する。