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京王電鉄のAI案内ロボ「下北沢レイ」、英語・中国語・韓国語を習得

2019年6月24日15時 運用開始

対話型AI窓口案内ロボ「下北沢レイ」

 京王電鉄 井の頭線の下北沢駅に勤務している対話型AI窓口案内ロボ「下北沢レイ」が外国語を習得した。

 下北沢レイは、下北沢駅の中央改札口新設にあわせて2019年3月16日から案内業務を担当。これまでの約3か月で5分に1回のペースで1万人を超える利用者に対応してきた。

 問い合わせの内容は、23.9%が「駅構内・周辺施設」、19.8%が「乗換・運行」、3.7%が「きっぷ・定期券等」と、約半数が鉄道関連の質問だったが、「雑談・その他」も40.9%と多く、利用者が親しみをもって話しかけていることがわかった。

これまでの問い合わせ内容の内訳

 一方で、外国語で話しかけている利用者が一定数いることが判明し、同社では、こうした利用者の期待に応えるべく、6月24日15時から英語・中国語・韓国語での対応を開始することにした。

 今後は、ラグビーワールドカップ2019の試合が東京スタジアム(味の素スタジアム)で開催されることも予定されていることから、新宿駅への異動が予定されている。