みんなのタクシー、スマホアプリ「S.RIDE」で配車・決済サービス開始

S.RIDE

　みんなのタクシーは4月16日、スマートフォン向けのアプリ「S.RIDE（エスライド）」でタクシーの配車サービスや決済代行サービスを東京都内で開始した。当初のエリアは東京23区、武蔵野市、三鷹市。

　同社は、都内のタクシー会社5社（リーンキャブ・国際自動車・寿交通・大和自動車交通・チェッカーキャブ）とソニーおよびソニーペイメントサービスにより2018年5月に設立された合弁企業。これまで後部座席広告サービスを提供してきたが、配車サービスと決済代行サービスの提供が開始された。

　アプリ名の「S.RIDE」のSは、Simple、Smart、Speedyを表す。アプリを起動し、ワンスライドで一番近いタクシーを呼び出せ、待っている間に目的地を設定することで、自動的にタクシーに設置されたタブレットに伝達され、口頭でドライバーに指示する必要がない。

　事前にクレジットカードを登録しておくことで、ネット決済が可能（一部車両は非対応）。後部座席のタブレットに表示されるQRコードをアプリで読み込んで利用する独自のQRコード決済「S.RIDE Wallet」にも対応する。

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