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京急、横浜ベイエリアを周遊する2階建てオープンバス「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」を4月20日運行開始

2019年4月8日 発表

2019年4月20日 運行開始

京急が4月20日運行開始する「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」。横浜・みなとみらい地区の観光向け

 京急(京浜急行電鉄)は4月8日、横浜・みなとみらい地区の都心臨海部を周遊する2階建てオープンバス「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」を4月20日から運行することを発表した。

 京急は2017年より三浦半島の京急久里浜線 三崎口駅~城ヶ島間で2階建てオープンバス「KEIKYU OPEN TOP BUS」を運行。横浜での運行はそれに続くオープンバスの展開となる。

 この運行は、横浜都心臨海部で「まちを楽しむ多彩な交通」の導入を進めていくことを目的に、横浜市が民間事業者へ提案企画の公募を実施したなかで採択された企画の1つ。京急では、訪日外国人を含めた多くの来街者が、都心臨海部を回遊しながら景観を楽しめる交通サービスの実現を目的に掲げる。また、京急は2019年秋に、本社機能を横浜・みなとみらい地区に移転する予定であることから、横浜の人たちに京急をより知ってもらうことや、同地区の盛り上げにつなげたい考え。

 屋根のない2階席からの開放的な空間、普段は味わえない高さ約3.5mから見る景観、同乗のバスガイドによる運行ルートの見どころ案内などで地域を楽しむことができる。バスは横浜の海や空を象徴する青をベースとし、横浜都心臨海部の施設、観光名所を車体にデザインした。

 運行は土・日・祝日のみで、雨天・荒天時は運休。料金は大人1800円、子供/幼児900円(4歳未満は乗車不可)。横浜駅~大黒ふ頭間を往復する所要時間約80分の「パノラマコース(往復コース)」を1日3便、横浜駅~臨海部を約60分間で周遊する「きらめきコース(周遊コース)」を1日1便運行。定員は各便42名。

 予約は出発日1か月前の9時から、出発15分前まで受付。当日空席がある場合は、京浜急行バス 横浜駅東口バスターミナル案内所で当日乗車券を取り扱う。

KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜の運行ルート