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【もっと海外へ 2019】羽田空港国際線ターミナル、海外旅行促進イベント「もっと!海外へ2019 ~羽田から世界へ~」開幕
世界7か国から集まった「世界のパンマーケット」や航空会社/政府観光局のブース、旅行セミナー、ステージイベントなど
2019年3月22日 20:23
- 2018年3月30日~4月1日 開催
TIAT(東京国際空港ターミナル)が主催する、日本からの海外旅行を促進するイベント「もっと!海外へ2019 ~羽田から世界へ~」が、3月22日10時に開幕した。会期は3月22日から24日の3日間で、観光庁とJATA(日本旅行業協会)が後援している。
羽田空港国際線ターミナルの3階から5階を使って行なう大規模なもので、こうしたアウトバウンドのイベントを羽田空港国際線ターミナルで開くのは今年で2回目になる。
「もっと!海外へ2019 ~羽田から世界へ~」概要
開催日時: 2019年3月22日~24日10時~18時
会場: 羽田空港 国際線旅客ターミナル 3階~5階
入場料: 無料
Webサイト: もっと!海外へ2019 ~羽田から世界へ~
世界各地17の国と地域から43の航空会社と政府観光局などが出展し、観光地や航空会社をアピールするブースを展開するほか、2019年のメインテーマでもある「海外旅行ビギナーの方にも海外をもっと身近に感じていただく」ことを目指し、写真家の中川知氏、ジーリーメディアグループ代表の吉田皓一氏らによる「海外の魅力を紹介する」ステージイベントも開催される。
メインステージではこのほかにも日替わりでさまざまな観光地を紹介するトークショーが行なわれる。初日の22日にはオープニングイベントで、2018 ミス日本みどりの女神の竹川智世さん、お笑い芸人のマテンロウが司会として登場し、会場を沸かせた。
会場入口は航空会社のブースが立ち並ぶ
メインの会場となるのはターミナル4階にある江戸小路で、3階の出発ロビーからエスカレータで上がった先の広小路が会場入口となる。こちらにはJAL(日本航空)やANA(全日本空輸)といった国内の航空会社のほか、デルタ航空やチャイナエアライン、大韓航空といった国外の航空会社のブースが並ぶ。
JALでは、オリジナルトートバッグなどが当たる抽選会を1日4回(11時、12時、14時、16時)行なうほか、2月1日に就航した羽田~マニラ線、3月31日に就航する成田~シアトル線を紹介していた。
ANAのブースでは、前日の21日にフランスのトゥールーズから飛来した超大型旅客機、エアバス A380型機「FLYING HONU」の1号機のモデルプレーンが飾られたり、FLYING HONUが描かれたロール型メモ用紙を配布したりと、5月24日から成田~ハワイ・ホノルル線に就航することをアピールしていた。
このほか、一番大きなブースで力が入っていたのはデルタ航空。こちらは実際のプレミアムエコノミークラスのシートが設置されており、ひっきりなしに入場者が座り心地をチェックしていた。各ブースに置かれているスタンプを集めると景品がもらえるスタンプラリーのシートもこちらの広小路でスタッフが配っているので受け取っておこう。
世界各国のパンが食べられる「世界のパンマーケット」は必見
同フロアのTIAT SKY HALLにおいては、「世界のパンマーケット」が開催されている。こちらは、世界を回って1万個以上のパンを食べ歩いた“旅するパンマニア”こと、料理研究家の片山智香子氏が厳選したパンを紹介するもので、世界7か国からさまざまなパンが集合。目で見ても楽しめるが、もちろん購入可能だ。個性あふれるパンの味を楽しむことができる。
そのほか、旅行セミナーが実施されるサブステージやスタランプラリーのゴールもこちらにある。また、国際機関日本アセアンセンターや外務省領事局といった国際機関や政府関連、ユーラシア旅行社など旅行代理店のブースも並んでいるので、旅に関する有用な情報が得られるチャンスだ。
16エリアの観光局がPRする5階
5階のEDO HALLにおいては、各国の政府観光局や州観光局がズラリとブースを構えている。近隣では韓国観光公社やチェジュ島、江原道、大邱広域市が参加しており、アメリカからは、ロサンゼルス観光局、ラスベガス観光局、カリフォルニア観光局、シカゴ・イリノイ州観光局、サウスダコタ・ワイオミング州政府観光局が観光地をアピール。
ほかにもイタリア政府観光局やスペイン政府観光局、チェコ政府観光局など、16の国と地域が日本語パンフレットなどを並べて見どころを紹介していた。日本では見られない景色などが満載のパンフレットを見るだけでもプチトリップ気分を味わえ、観光情報に精通したスタッフがいろいろと教えてくれるので、新しい旅先に出会えるよい機会になるはずだ。
ワークショップでは民族衣装やペーパークラフトが楽しめる
同じフロアにあるお祭り広場では、ワークショップが開催されている。こちらでは、民族衣装をまとって写真を撮ったり、ミニランタンやオリジナルの箱を作ったりして異国情緒を楽しめる。会場において随時受け付けていて(定員になり次第、締め切り)、参加費は無料なので気軽にのぞいてみよう。
そのほか、3階のTIAT待合室「富士」では、参加各国の政府観光局による海外旅行セミナーも開催されるので、興味ある方はこちらもチェックしてもらいたい。イベント開催中はステージで数多くのトークショーが行なわれるほか、各企業や団体のブースも盛りだくさん。とにかく海外に触れることができるまたとない機会になっている。無料なので、気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。