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JR東日本、「JR SKISKI」2018年~2019年キャンペーン発表会。ダブル主演の松本穂香さん&伊藤健太郎さんが登場

プロモーションムービーはスマホ向けに縦型

2018年12月20日 発表

JR東日本のスノーレジャーシーズンキャンペーン「JR SKISKI」2018年~2019年のキャンペーン発表会を開催。松本穂香さんと伊藤健太郎さんの男女ダブル主演

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は12月20日、冬のスノーレジャーシーズンキャンペーン「JR SKISKI」の2018年~2019年キャンペーン発表会を開催した。

 プロモーションムービーは、メインキャストとなる松本穂香さんと伊藤健太郎さんの男女ダブル主演。スマートフォンでの再生を意識した同キャンペーン初となる縦型の映像で、テレビ広告は行なわずインターネット向けに展開していく。キャッチフレーズは「この雪には熱がある。」。キャンペーンサイトでは、同時に「びゅう」旅行パッケージのオンライン購入もできるようになる。

JR SKISKI 2018~19 Web限定ムービー フルバージョン(出演:松本穂香、伊藤健太郎)

 発表会の冒頭、JR東日本 鉄道事業本部 営業部 宣伝グループ 課長の深見真悟氏が登壇し、「スノーレジャー市場は縮小傾向にあると言われているが、人口減少の影響を除けば今なお冬レジャーの花形であり人気があります。20歳前後の若い人をメインターゲットにして、スノーレジャーの多彩な楽しみを伝えていきたい。

 キャッチフレーズの『この雪には熱がある。』には、ゲレンデに向かうワクワク感、滑り終わった充実感、その瞬間すべてが青春そのもので、雪には青春の熱い想いを燃え上がらせる力があるという思いを込めています。男女ダブル主演で10数種類の動画を用意し、大規模なWebプロモーションを展開していきます」と説明。続けてプロモーションムービーで流れる楽曲「ホワイトマーチ」を提供した「sumika」からのビデオメッセージが紹介された。

東日本旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部 営業部 宣伝グループ 課長 深見真悟氏
プロモーションムービーで流れる楽曲「ホワイトマーチ」を提供した「sumika」からのビデオメッセージ
縦型のムービーを映すためのモニターをアンベール

 会場では縦型のムービーを映すためのモニターをアンベールし、上映された。ムービーはスマートフォンでの撮影を感じさせる縦型の動画で、フルバージョンのほか、男子目線(松本穂香さん主演)と女子目線(伊藤健太郎さん主演)の各15秒バージョンも用意されている。旅行の計画から列車内、ゲレンデへと実際に参加しているかのようにシーンが進んでいく臨場感あふれる内容となっている。スキー・スノーボードのシーンは「GALA湯沢」を中心に撮影された。バックに流れるのは2013年結成の4人組バンド「sumika」の「ホワイトマーチ」。期待感とともに始まり、疾走感ある楽しい曲をバックに映像が進んでいく。

 ムービーは2019年1月12日から、「出会い編」「ストレス発散編」「ゲレンデ飯編」「仲間編」「上達編」「春休みに仲間で編」「まだまだ滑れる編」といった続編が順次公開される予定になっている。

 テレビのCMとしては放映されないので、ぜひスマートフォンで閲覧してみてほしい。全画面表示にすればフルサイズの縦型映像として楽しむことができる。ときどき横位置で撮影した記念写真シーンもある。スマートフォン時代ならではの、新しい世代に向けた映像表現だ。

JR SKISKI 2018~19 Web限定ムービー
仲間とスノボ旅行を計画中
東京駅で待ち合わせ。男性陣
女性陣も揃ってイイ感じでスタート
新幹線乗り場で。越後湯沢行きを目指す
出発前に列車の前で記念撮影
松本穂香さんが朝食の駅弁を手渡し
自撮りのつもりが後ろから
GALA湯沢に到着。深く考えずに横アングルでも記念撮影
ゲレンデ到着で雪をぶつけてはしゃぎ回る男性陣
雪を吹きかけるとキラキラ舞う
伊藤健太郎さんはスノボが上手い。気持ちよさそう
初心者の松本穂香さんは当然コケる
お約束だが、もちろん手を出して助けてあげる
雪をぶつけられたりしても、実はウレシイ
ウ~ン。これは惚れてしまうでしょ

 ムービーのお披露目が終わると、画面から出てくるような演出で、ダブル主演の松本穂香さんと伊藤健太郎さんが、ムービーと同じスノーウェアを着て登場。トークショーでは撮影エピソードなどを語った。伊藤さんは日本テレビの連続ドラマ「今日から俺は!!」で注目を集め、松本さんは2017年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演している。両名とも21歳とフレッシュな俳優だ。

 松本さんは「初めてムービーを見たときはキラキラしてるって思いました。自然に楽しそうにしている感じがよかったです。“胸キュンカット”がいっぱい詰まっていると思います。スノボは今回が初めてで、本当に伊藤さんに教えてもらいながら、撮影終盤ではかろうじて滑れるようになりました。転んでいるのも素の状況です。やってみればできるようになるものなんだなと感じたので、運動が苦手な私でもできたので、ぜひチャレンジしてみてください」とコメント。

 伊藤さんは、「なるべく自然な感じで、大学生ならこんな感じなのかなと思いながら楽しく演じました。自分はスノボが滑れるので(小学生のころからスキーをやって、途中スノボも始めたとのこと)、気になっているスノースポーツ初心者の女の子にゲレンデで教えるっていうのは、とっても楽しかったので絶対にお勧めです!」と感想を語った。

伊藤健太郎さん登場
松本穂香さん登場
ダブル主演でのトークショー
「運動が苦手な私でもスノボが滑れるようになりました!」と松本穂香さん
「気になっているスノースポーツ初心者の女の子を、ぜひゲレンデに誘ってください」と伊藤健太郎さん

 途中、女性目線と男性目線の2つの15秒ショートバージョンのムービーも流された。女性目線バージョンでは、最初はグループを映しているが、だんだんと気になる伊藤さんが画面の中心になっていくというストーリーで、なかなかの“胸キュン”具合。

 伊藤さんの「気になっている男性が、あんな風にゲレンデで滑っていたら、好きになっちゃうだろうなと思います」とのコメントに対し、松本さんは「気になった子にこんな動画を撮られて、あとから見せられたら、好きになっちゃいますよね」と返していた。

 男性目線バージョンでは、いきなり松本さんのアップから始まり、アップショットが多め。伊藤さんは「スマホやカメラで撮っていると、より距離感が縮まる感じがします。雪山にカメラというアイテムがあれば、すんなり近くなれる。ゴンドラに乗り込むシーンも、撮りながら手を伸ばしてるんですが、女性の撮られているって意識してるちょっと恥ずかしそうな表情がイイですよね」と男性諸氏にアドバイス。松本さんは「撮られているときも、もうドキドキしちゃいます。エッ!  もしかして……って思っちゃいます」と心境を語ってくれた。

女性目線バージョンのショートムービー
男性目線バージョンのショートムービー
JR SKISKI 2018~19 Web限定ムービー 15秒バージョン(出演:松本穂香)
JR SKISKI 2018~19 Web限定ムービー 15秒バージョン(出演:伊藤健太郎)

 ムービーの撮影に使われた「GALA湯沢」は東京駅から最速77分で行けるJR上越新幹線のガーラ湯沢駅(スキー場営業期間中のみ開設)に直結したスノーリゾート。ガーラ湯沢駅からゴンドラで一気にスキー場にアクセスできる。当然日帰りでも十分に楽しむことができる。石打丸山スキー場や湯沢高原スキー場、石打花岡スキー場と隣接していて、共通券も用意されている。手軽さを極めるなら、用具のレンタルもあるので手ブラで行くことも可能だ。

 日帰りで軽めにも滑れるし、泊まりでガッツリ滑っても飽きることはない。越後湯沢エリアは雪質のよい、日本有数のスノースポーツエリア。しかも都心からのアクセスが良好。雪道の運転に不慣れでも、クルマがなくても、仲間を誘って楽しめる絶好の場所だ。電車なら渋滞を心配しなくてよいのもウレシイ。

「JR SKISKI」2018年~2019年のパンフレット。こちらの表紙も松本さんと伊藤さんが飾る

 キャンペーンサイトから、「びゅう」旅行パッケージのオンライン購入ができるが、特に19歳になる大学生は「雪マジ!19」とのタイアップキャンペーンに注目してほしい。「雪マジ!19」は、リクルートライフスタイルが実施している19歳限定で全国190以上のゲレンデでリフト券が無料になる施策。これに加えタイアップキャンペーンでは、東京と越後湯沢の新幹線普通車往復・自由席利用(平日の日帰り限定)が6600円と、通常の1万2300円より5700円もお得になる。