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JAL国際線ラウンジで提供の「JAL特製オリジナルビーフカレー」が、山形の新ブランド米「雪若丸」に。ラウンジ米は連続で山形県のお米
2018年11月1日 15:32
- 2018年11月1日 発表
11月1日、羽田空港国際線および成田空港国際線のJALサクララウンジ、ファーストクラスラウンジで提供される白米が山形県の新ブランド米「雪若丸」に切り替わった。JAL(日本航空)とJA全農山形は、東京 銀座にある山形県アンテナショップ「おいしい山形」前で、雪若丸を無料配布。道行く人々に、雪若丸とJALラウンジのプロモーションを行なった。
今回、JALが採用した雪若丸は2018年が本格デビューの新ブランド米になる。前年までテスト栽培されていたが、その結果がよく本格的に作付け。デビューイヤーにJALラウンジに採用されたことになる。
山形のブランド米というと、すっきりした食感の「はえぬき」や、もちもちした「つや姫」がよく知られているが、位置づけとしてはつや姫の弟となる。とはいえ、山形70号と東北164号から生まれたつや姫と異なり、雪若丸は山形80号と山形90号から生まれており、「ひとめぼれ」や「あきたこまち」に連なるお米。その食感ももちもちがウリのつや姫と異なり、ご飯のつぶつぶ感がよく、食味が強いという。
JAL 商品・サービス企画本部 開発部 相原光氏、同 経営企画本部 竹田亨氏に聞いたところ。このつぶつぶ感がしっかりしたところがラウンジ米採用の決め手になったという。JALのラウンジといえば、「JAL特製オリジナルビーフカレー」があまりにも有名だが、そのカレーと組み合わせても負けないだけのつぶつぶ感があり、食味もよいとし、ブラインドテストで決定したとのこと。
雪若丸の直前に採用していたラウンジ米も山形県の「はえぬき」だったが、山形で選んだのではなく、ブラインドで選んだら山形県のお米だったとのこと。デビューイヤーだと供給量が気になるところだが、その辺りも問題ないとのことだ。
実際に、試食用のミニおにぎりを食べてみたが、確かにご飯がしっかりした感じでカレーにはよく合う感じ。つや姫とはまた異なった個性となっており、はえぬきと合わせて山形のブランド米を構成していくのだろう。
なにより、この雪若丸で食べるJAL特製オリジナルビーフカレーは楽しみだ。雪若丸の提供期間はとくに決めておらず、「しばらくは雪若丸で」(相原氏)とのこと。JALラウンジを訪れた際は、雪若丸のJAL特製オリジナルビーフカレーを楽しんでみていただきたい。