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沖縄観光コンベンションビューロー、「沖縄旅フェスタ2018」や「ミス沖縄2019」ファイナル選出大会などを開催
2018年10月28日 16:18
- 2018年10月24日 実施
「沖縄旅フェスタ2018 in 沖縄コンベンションセンター」を開催
OCVBとRBC(琉球放送)は共催で、11月23日と24日の2日間にわたり「沖縄旅フェスタ2018 in 沖縄コンベンションセンター」を開催する。
今回で4回目の開催となる同イベントは、沖縄県民の旅行喚起と、沖縄と県外を結ぶ就航路線地域の相互交流を図ることを目的とした沖縄で唯一の旅の総合イベント。2017年の来場者は3万5200人で、今年も同等の3万5000人の集客を見込んでいる。
会場には、旅行会社や航空会社、県外・海外地域の観光局、空港会社などがブースを構え、旅の魅力や地域の特産品などをPR。航空券などが当たる抽選会や、お得な限定旅行商品なども販売される。
今回初めて出展するのは、東京メトロ(東京地下鉄)、ピーロートジャパン、那覇空港ビルディング、済州特別自治道観光協会、富士ツーリスト。全33団体66ブースが出展する(2017年度は31団体62ブース)。
特設ステージでは出展者によるPRタイムや、特別ゲストを招いてのトークショーなども予定。さらにJATA(日本旅行業協会)と連携して、海外旅行に特化したシンポジウムなども行なわれる。
沖縄旅フェスタ2018 in 沖縄コンベンションセンター
日時:2018年11月23日~24日11時~17時
会場:沖縄コンベンションセンター 展示棟、会議棟、劇場棟
入場料:無料
「沖縄観光2020プロジェクト ~未来を担う若者たちからの提案~」を始動
OCVBは、2017年度まで実施してきた「学卒プロジェクト」を継続・発展させ、今年度より「沖縄観光2020プロジェクト」として始動させた。同プロジェクトは、OCVB、JTA(日本トランスオーシャン航空)、JAL JTAセールスとの共催で実施される。
「学卒プロジェクト」は、沖縄県内の学生が学生ならではの視点で卒業旅行プランを作るコンテスト形式のプロジェクトで、沖縄県事業の一環として行なわれてきた。「沖縄観光2020プロジェクト」はOCVBの自主事業として実施。これまでのように単年度事業では取り組むことが困難であったことも、継続的なプロジェクトとすることでより具体的な結果が得られることが期待できる。
「学生を主体とした」という軸は変えず、「東京オリンピック・パラリンピック」が開催される2020年までに何に取り組むのか、また2020年以降も日本を代表するリゾート観光地として何を実現していくのかを、自由な発想で考えていく。
対象となるのは沖縄県内の大学、短期大学、専門学校に在籍する学生で、5名1組のチームでエントリーを行なう。選考会で選出されたグループはオリエンテーションにてテーマを決定し、参加チームをグループ分けして混合チームを結成する。
沖縄旅フェスタへの参加や、OCVB・JTAのトップとの意見交換などを経て、目標として「沖縄観光振興に関する提言書」の学生枠から、沖縄県知事へ手交することを掲げている。
ブセナ海中公園事業所の営業再開のめどを発表
OCVBが管理する「ブセナ海中公園」の海中展望塔およびグラス底ボート周辺護岸などが、9月に襲来した台風24号の影響で甚大な被害を受けたため営業休止となっていた。
現在復旧工事が進んでおり、営業再開のめどが付いたことが発表された。営業再開予定は、グラス底ボートが10月24日、海中展望塔が10月27日となっている。
「沖縄リゾートウェディングフェア in 台湾」を開催
沖縄県とOCVBは、台湾のカップルを対象に沖縄での結婚式やウェディングフォト撮影の誘致を図るため「沖縄リゾートウェディングフェア2018 in 台湾」を開催する。
同フェアには沖縄県から16社が出展。人気チャペルが約28か所、オリジナルウェディングを展開している企業、フォトウェディング事業者などが沖縄の魅力をPRする。2017年度の来場者は延べ700組で、うち61組が成約となった。
リゾートウェディング全体を見ると、2017年(暦年)は総実施組数1万7288組のうち海外から2066組が挙式。今年の目標は総実施組数1万8000組、海外2200組を掲げている。
沖縄リゾートウェディングフェア in 台湾
日時:2018年10月27日~28日12時~20時
会場:華山1914文創園区 中4B-1階(台北市)
今年度成約目標:70件
Webサイト:沖縄リゾートウェディングフェア in 台湾
「外国人患者受入医療コーディネーター養成研修」を沖縄県初開催
沖縄県とOCVBは、外国人観光客の医療を安全かつ円滑に行なえるよう調整する役割を担う「外国人患者受入医療コーディネーター」の養成研修を、沖縄県では初めて開催する。
外国人患者受入医療コーディネーターとは、院内において外国人患者受け入れ体制整備の中心的役割を担うとともに、外国人患者の来院時に安全かつ円滑に医療を提供するための院内外の調整を行なう者。厚生労働省は医療通訳システム導入支援とあわせて、全国の医療機関への配置支援を行なっている。
研修は2日間にわたり行なわれ、外国人患者受け入れ経験が豊富な医療機関や外国人受け入れの専門家を講師に迎え、外国人患者受け入れに関する知識や受け入れ現場における実践スキル、組織の課題発見・分析スキル、組織の課題を解決するためのスキルなどを修得する。
外国人患者受入医療コーディネーター養成研修
日程:2018年11月14日~15日
会場:ダブルツリーヒルトン by 那覇首里城
主催:沖縄県、OCVB
対象:沖縄県内医療機関に従事し、研修後、外国人患者受け入れ体制整備の推進を担う者(※外国語のスキルは問わない)
研修実施主体:メディフォン、ジェイ・アイ・ジー・エイチ
「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」を宮古・石垣で開催
沖縄県とOCVBは、外国人観光客の予期せぬ病気やケガに対応できる方法を習得することを目的とした「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」を宮古島と石垣島で初めて開催する。
国の調査では、2017年には訪日観光客の約6%が予期せぬ病気やケガに見舞われたとの統計があり、今後さらにその対応の必要性が高まることが予想される。
沖縄県とOCVBでは、「病気!ケガ!の外国人観光客対応ハンドブック」を制作しており、これを教材として基本的な知識と対応方法を学び、事例動画を活用して専門家から具体的な行動について学ぶ。また、消防の指導に基づく救命講習(入門コース)を通じて実践的な対応方法を習得する。
石垣島と宮古島でキャッシュレスセミナーを開催
沖縄県とOCVBは、外国人観光客の利便性向上と観光消費額の増加を図ることを目的に「キャッシュレスセミナー」を石垣島と宮古島で初めて開催する。
講師に電子決済研究所の多田羅政和氏を迎え、「1からわかるキャッシュレスサービスの今 ~電子決済サービスの最新動向と重要ポイント~」と題した講演が行なわれる。国内外における電子決済サービスの現状や動向、電子決済サービスの種類や導入のポイント、事例などを動画を交えて紹介する。
また、キャッシュレス導入自動車の事例紹介として、西表島交通、宮古タクシー事業協同組合の発表やインタビュー動画の上映も行なう。
1からわかるキャッシュレスサービスの今 ~電子決済サービスの最新動向と重要ポイント~
開催日(石垣島):2018年11月8日
会場(石垣島):南の美ら花ホテルミヤヒラ
開催日(宮古島):2018年11月9日
会場(宮古島):ホテルアトールエメラルド宮古島
主催:沖縄県、OCVB
対象:県内観光慣例事業者、各市町村、各観光協会など
参加費:無料(要事前申し込み)
Webサイト:沖縄インバウンドnet
「ハラール、ベジタリアン等多様な食の受入対応セミナー」を開催
沖縄県とOCVBは、食の多様性を知り現場での対応方法のヒントを学ぶことを目的とした「ハラール、ベジタリアン等多様な食の受入対応セミナー」を開催する。
訪日観光客が急増し、ハラールやベジタリアンなどの食の禁忌への対応が求められている。その多様性を知ることにより、課題への対応のヒントを見いだしていこうというもの。
講師にフードダイバーシティの守護彰浩氏を迎え、「多様な食の受入対応を実践するヒントと食対応の重要性について」の講演を行なうほか、第2部のパネルディスカッションでは、沖縄美ら島財団の平良智史氏と南都の田仲貴志氏をパネリストに迎え、守護氏をコーディネーターとして、県内観光施設の対応実例について話し合う。
ハラール、ベジタリアン等多様な食の受入対応セミナー
日時(南部会場):2018年11月20日14時~16時30分
会場(南部会場):ロワジールホテル那覇
日時(北部会場):2018年11月21日14時~16時30分
会場(北部会場):ホテルゆがふいんおきなわ
参加費:無料(要事前申し込み)
「ミス沖縄2019」選出大会を開催
OCVBは、8月1日より募集開始した「ミス沖縄2019」のファイナル選出大会を11月3日に沖縄空手会館にて開催する。
国内外における観光関連催事や公式行事に観光親善使節として活動するミス沖縄。今回の選出で第38代となる。選出大会では、10名のファイナリストから「ミス沖縄スカイブルー」「ミス沖縄コバルトブルー」「ミス沖縄クリーングリーングレイシャス」の3名が選ばれる。任期は2019年1月1日から12月31日まで。
ミス沖縄2019」選出大会
日時:2018年11月3日14時30分~17時(14時開場)
場所:沖縄空手会館
入場料:無料
Webサイト:ミス沖縄
沖縄ツーリズム産業団体協議会、国への要請活動を発表
OCVBと観光関連事業者の全33団体から構成される沖縄ツーリズム産業団体協議会は、10月22日に「平成30年度 第4回協議会」を開催し、提案事項を国へ要請すると発表した。
提案内容は、「1. 東京オリンピック・パラリンピックにおける沖縄伝統芸能の上演について」「2. 外国人材の受入推進について」の2件。実施日は11月15日。それぞれ観光庁、および内閣府へ要請書を提出するとのこと。