ANA、国内50空港にパスポート読み取り機能を追加した「自動チェックイン機」を7月から順次導入

ANAは、パスポート読み取り機能を追加した「自動チェックイン機」を国内50空港に順次導入する

　ANA（全日本空輸）は6月29日、パスポート読み取り機能を追加した「自動チェックイン機」を7月上旬に導入する広島空港を皮切りに、10月末までに国内50空港へ順次導入することを発表した。

　パスポート読み取り機能の導入により、国内線と国際線の搭乗手続きを同時に行なうことができる「スルーチェックイン」を利用者自身で行なうことが可能になる。ただし、受諾手荷物は有人カウンターで預ける必要がある。

　ANAでは、訪日客や国際線利用客の増加に伴い、国内空港においてもサービスのグローバル化を進めるとともに、自動チェックイン機を導入、展開することでスムーズな乗り継ぎを実現するなど、利便性の向上を図っていく。自動チェックイン機の今後の導入予定については以下のとおり。

操作画面（日本語）

操作画面（英語）

パスポート読み取り機能を追加した操作部

今後の導入予定

7月：広島/新千歳（札幌）/伊丹/仙台/関空/小松/福岡/富山/新潟/松山/岡山空港
8月：鹿児島/秋田/高松/羽田/熊本/岩国/高知/宮崎/長崎/米子/函館空港
9月：神戸/庄内/鳥取/山口宇部/石垣/大分/徳島/旭川/佐賀/釧路/成田/利尻/那覇（沖縄）/大館能代/宮古/女満別/能登/萩・石見空港
10月：根室中標津/稚内/五島福江/オホーツク紋別/八丈島/青森/静岡/福島/対馬/セントレア（中部）空港