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ニューギニア航空、成田~チューク線就航。旧日本海軍が拠点にしたトラック諸島への直行便

9月1日から運航中のポートモレスビー線をチューク経由へ変更

2018年5月30日 発表

2018年9月1日 就航

ニューギニア航空が、成田~ポートモレスビー線を9月1日からチューク経由で運航(ニューギニア航空Webサイトより)

 NAA(成田国際空港)は5月30日、ニューギニア航空が現在週2便を運航する成田~パプアニューギニア・ポートモレスビー線について、9月1日からミクロネシア連邦・チューク国際空港を経由することを発表した。

 ミクロネシア連邦のチューク諸島には世界最大級の環礁があり、第二次世界大戦が終戦するまで日本が統治。当時はトラック諸島と呼ばれ、巨大な環礁による立地から海軍が艦隊の泊地として整備した歴史を持つ、日本にも縁の深い土地で知られる。海の透明度が非常に高く、現在ではレック(沈船)ダイビングを目的とした滞在など、世界中のダイバーが集まるリゾート地になっている。

 ニューギニア航空は、運航中の成田~ポートモレスビー線を、9月1日からチューク経由へ変更。日本とミクロネシア連邦を結ぶ唯一の直行便にもなる。機材はボーイング 737-700型機または737-800型機を使用。運航ダイヤは下記のとおり。

PX057便:成田(21時35分)発~チューク(翌03時25分)着/(04時25分)発~ポートモレスビー(07時25分)着、水・土曜運航
PX056便:ポートモレスビー(12時35分)発~チューク(15時35分)着/(16時35分)発~成田(20時25分)着、水・土曜運航