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阿蘇くまもと空港、耐震性を強化した新ビル建設準備のため、6月ごろから構内道路切り替えや駐車場縮小

公共交通機関の利用を呼びかけ

2018年5月21日 発表

阿蘇くまもと空港で新ビル建設に向けた準備として、国内線別棟ビル建設に先立つ構内道路切り替えと駐車場縮小工事が行なわれる

 国土交通省 大阪航空局 熊本空港事務所に事務局を置く阿蘇くまもと空港利用者利便向上協議会は5月21日、熊本空港(阿蘇くまもと空港)に2020年4月までに暫定的な国内線別棟ビルを建設するにあたり、6月ごろより空港構内道路の切り替えと、駐車場の用地変更(縮小)を行なう工事を開始することを発表した。

 平成28年熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇くまもと空港では、国内線ビルと国際線ビルを一体化した新ビル建設を行なうべく、空港運営の民間委託導入(コンセッション)手続きが進められている。

 その新ビル建設期間中にも空港機能を維持するため、現在の貨物ターミナルの隣に国内線別棟ビルを建設する計画で、その用地確保のための構内道路の切り替えと、駐車場の縮小を行なう。現在約1490台収容可能な駐車場は、国内線別棟ビル工事ならびに運用期間は約1400台に縮小される。

 構内道路と駐車場用地変更工事は2018年6月ごろから9月末までを予定。また、別棟ビル建設は2018年10月に着工し、2020年3月末の完了を目指す。期間中は構内道路と駐車場の混雑が予想されることから、公共交通機関の利用とともに、時間に余裕をもって空港を訪れるよう呼びかけている

公開道路の切り替えや、切り替え後の国内線別棟ビル建設工事中の構内図