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京成電鉄、東成田駅で「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」を5月20日実施

先着1000名が見学可能。成田空港開港40周年記念

2018年5月20日 実施

東成田駅のスカイライナー専用ホームを見学できる「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」実施

 京成電鉄は、成田国際空港(旧新東京国際空港)が5月20日に開港40周年を迎えることを記念し、東成田駅で「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」を実施する。

 現在は成田空港高速鉄道が運営する路線に京成電鉄とJR東日本(東日本旅客鉄道)が乗り入れ、成田空港ターミナルに直結する駅が設けられているが、1978年5月20日に新東京国際空港が開港した際は、少し離れた位置に「成田空港駅(当時)」を開業。バスで現在の第1ターミナルとを結んでいた。その後、1991年に空港ターミナルへ直接乗り入れを開始した際に、ターミナル側の駅が「成田空港駅」となり、旧成田空港駅は「東成田駅」と改称された。

 旧成田空港駅の当時はスカイライナー(特急)も乗り入れており、1番線と2番線をスカイライナー、3番線と4番線を普通列車が使用していたが、スカイライナーがターミナルに乗り入れたことで、スカイライナーホームは閉鎖され、線路は留置線として使用されることになった。

 5月20日に行なわれる「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」は、このような経緯で現在は立ち入れなくなった東成田駅の旧スカイライナー専用ホームを見学できるイベント。公開は10時~17時で、最終受付は16時30分。

 見学は先着1000名で、東成田駅の改札外で配布する記念ポストカード(無料)を、改札内の係員に提示することで旧1番・2番ホームに立ち入りできる(改札内への入場は実費が必要)。

 また、同日、芝山鉄道が運営する芝山千代田駅では、芝山鉄道線乗車記念証をプレゼントする。

 このほか、東成田駅改札外コンコースで「成田空港輸送40周年特設パネル」展示もスタート。5月20日から2019年5月19日まで実施する。

旧スカイライナー専用ホーム見学の入場証ともなる「記念ポストカード」のイメージ
1978年の旧成田空港駅開業時の様子