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ピンクの「さくらジンベエ」が展示された「美ら島エアーフェスタ2017」
日曜日は退役の近い「ジンベエジェット」を展示予定
2017年12月10日 00:00
- 2017年12月9日～10日 開催
那覇空港に隣接する、航空自衛隊 那覇基地（沖縄県那覇市字当間）では年に一度となる航空祭「美ら島エアーフェスタ2017」を12月9日～10日に開催している。この美ら島エアーフェスタ2017は、自衛隊の一般開放イベントとなっており、入場は無料。自衛隊の最新機種や展示飛行を見ることができるほか、那覇基地には航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊が所属しているため3自衛隊の装備機種＆設備も見られる。
また、滑走路に面したエプロンエリアも開放され、那覇基地が那覇空港と滑走路を供用するため、さまざまな航空会社の離陸＆着陸シーンも見られる。日本各地で行なわれる航空祭の中で、離着陸シーンを最も数多く見られるイベントとなっている。
JTA（日本トランスオーシャン航空）は、2016年からこの美ら島エアーフェスタに参加。昨年はブース出展のみだったが、2017年は航空機を展示した。展示した航空機はボーイング 737-400型機の特別塗装機「さくらジンベエ」。間もなくボーイング 737-800型機をベースとした新「さくらジンベエ」がJTAに納入され、来年には就航する予定となっており、この「さくらジンベエ」は来年度中には退役が予定されている。じっくりさくらジンベエを見られるチャンスとなっていた。
JTAスタッフによると、日曜日は展示機を入れ替えて、ボーイング 737-400型機の特別塗装機である旧「ジンベエジェット」を展示するとのこと。こちらはすでにボーイング 737-800型機の特別塗装機「ジンベエジェット」が就航しており、さくらジンベエよりも退役が早く、貴重な機会となるだろう。
JTAは機体展示のほか、ブース出展も昨年よりパワーアップ。美ら海水族館と協力して、さまざまな生物のいる沖縄の浅瀬を再現した「イノー観察会」を実施。水中めがねを利用して、カクレクマノミ、ヒトデ、ナマコなどを見ることができるエリアを設けた。ちなみにイノーとは浅瀬とのこと（美ら海水族館スタッフ）。
ANA（全日本空輸）もブースを設置しており、こちらでもパイロット＆CA（客室乗務員）着替えコーナー、記念写真コーナーを用意。各地の航空祭に出展するANAは、各航空祭ごとにスペシャルステッカーを配布しており、そちらも知られるにつれ、人気が上がってきた。なお、展示機については土曜日はお休みで、日曜日に何か展示をする予定とのこと。
そのほか、メインは自衛隊の航空祭であるので、自衛隊の航空機の展示、スタンプラリー、楽隊の演奏、航空学生ドリルなども行なわれる。日曜日の天気予報は晴れ。無料で入れて、那覇空港にも近いので、那覇に観光で訪れている場合は立ち寄ってみるのも“あり”のイベントとなっている。
