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ANA、羽田~インドネシア・ジャカルタ線を増便。羽田/成田から1日3便に

仕事を終えて地方空港から羽田へ行っても間に合う深夜発。そして朝のジャカルタへ

2017年8月1日 就航

ANAは羽田~インドネシア・ジャカルタ線を1日1往復から2往復に増便した

 ANA(全日本空輸)は8月1日、羽田~インドネシア・ジャカルタ線を1日1往復から2往復に増便した。使用機材はボーイング 787-8型機(初便の登録記号はJA829A)で、ビジネスクラスとエコノミークラスの全240席という仕様だ。

 同日、羽田空港 国際線ターミナル 108番ゲートでは、初便となるNH871便の出発前にセレモニーが開催され、乗客には記念品がプレゼントされた。

増便した羽田~ジャカルタ線

NH871便:羽田(23時30分)発~ジャカルタ(翌05時05分)着 ※8月1日就航
NH872便:ジャカルタ(07時10分)発~羽田(16時35分)着 ※8月2日就航

既存の東京~ジャカルタ線

NH855便:羽田(10時15分)発~ジャカルタ(15時55分)着
NH856便:ジャカルタ(21時25分)発~羽田(翌06時50分)着

NH835便:成田(18時05分)発~ジャカルタ(23時55分)着
NH856便:ジャカルタ(06時15分)発~成田(15時50分)着

 既存の羽田~ジャカルタ線は羽田を朝出発しジャカルタに夕方着、ジャカルタを夜出発し羽田に朝着。成田~ジャカルタ線は成田を夜出発しジャカルタに深夜着、ジャカルタを朝出発し、羽田に夕方着となる。

 増便した羽田~ジャカルタ線は、羽田を深夜出発しジャカルタに朝到着、ジャカルタを朝出発し、羽田に夕方着となり、東京圏とジャカルタを1日3つの時間帯のパターンから選んで利用できるようになる(コードシェア便を除く)。

羽田空港 国際線ターミナル 108番ゲートでは、初便となるNH871便の出発前にセレモニーが開催された
全日本空輸株式会社 取締役 常務執行役員/オペレーションサポートセンター長 清水信三氏

 セレモニーではANA 取締役 常務執行役員であり、オペレーションサポートセンター長の清水信三氏が登壇して、乗客に感謝を述べた。そして首都ジャカルタを擁するインドネシアは世界第4位の人口があり、経済発展が顕著で、今後もビジネス・観光需要がさらに伸びることが期待できると増便の意義を語った。

 そして羽田や成田からジャカルタへ2便から3便に選択肢が増えたこと、さらにANAの国内路線網を使い、地方に住んでいる人が仕事を終え、夜に羽田に到着してそのままジャカルタへ向かえる便利なダイヤでもあると、利便性をアピールした。

「ANAは今後も安全を第一にさまざまなサービスを提供して、お客さまにご満足いただける世界レベルのエアラインを目指してまいりますので、よろしくお願いいたします」と述べて、挨拶を終えた。

 ボーディングが始まると清水信三氏や、インドネシアの民族衣装をまとったANAスタッフらが、乗客に記念品を手渡した。NH871便は178名と幼児1名を乗せて、23時37分にプッシュバックを開始。23時57分にジャカルタへ向けて離陸していった。

搭乗証明書やインドネシアのコーヒーなどが記念品として乗客に手渡された
清水信三氏やインドネシアの民族衣装をまとったANAスタッフらが、乗客に記念品を手渡した
NH871便は23時37分にプッシュバックを開始。23時57分にジャカルタへ向けて離陸していった