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ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港に第3ターミナル「T3U」が8月9日オープン

ガルーダ・インドネシア航空が国内線から利用開始、国際線も移行予定

2016年8月9日 供用開始

ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港の新ターミナル「ターミナル 3 アルティメット(T3U)」

 ガルーダ・インドネシア航空は、インドネシアの首都ジャカルタの玄関口であるスカルノ・ハッタ国際空港で新ターミナル「ターミナル 3 アルティメット(T3U)」の供用が開始されることを発表。8月9日から同ターミナルを利用して国内線の運航を開始することを発表した。

 国際線については、当面は従来どおりターミナル2での発着となるが、9月以降にT3Uへ移行する予定。ターミナル2とT3U間の距離は約1kmとのこと。

 新ターミナルとなるT3Uは、スカルノ・ハッタ国際空港の混雑緩和と、セキュリティ強化、サービス向上を目的として建設。同ターミナルの供用開始により、新たに2500万人の旅客に対応できるようになるという。

ターミナル配置図
以下、8月8日追記

 なお、既存ターミナルとT3Uとの間には、空港運営会社によるシャトルバスが10分おきに運行されるとのことだ。

 また、ガルーダ・インドネシア航空の国内線との接続にターミナル移動が伴うために、MCT(最低乗り継ぎ必要時間)も変わる。ガルーダ・インドネシア航空が旅行会社向けに案内している内容によれば、MCTは下記のようになる。

ガルーダ・インドネシア航空の国際線と同国内線との乗り継ぎ:120分
スカイチーム加盟航空会社の国際線とガルーダ・インドネシア航空の国内線との乗り継ぎ:120分
特例MCTが適用される航空会社(※)の国際線とガルーダ・インドネシア航空の国内線との乗り継ぎ:120分
そのほかの航空会社の国際線とガルーダ・インドネシア航空の国内線との乗り継ぎ:180分

※特例MCTが適用される航空会社
フィンエアー(AY)、エティハド航空(EY)、香港航空(HX)、シルクエアー(MI)、ANA(NH)、バンコク・エアウェイズ(PG)、エア・カラン(SB)、シンガポール航空(SQ)、オマーン・エア(MY)、ジェット・エアウェイズ(9W)