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JR大宮駅のオリジナル鉄道グッズ専門店「GENERAL STORE RAILYARD」、3月25日のオープン前に店内を公開

定刻起床装置、旧国鉄改札鋏、JNRマークの食器などが所狭しと並ぶ

2017年3月25日 オープン

3月25日にJR大宮駅西口コンコース内にオープンする「GENERAL STORE RAILYARD」

 JR東日本(東日本旅客鉄道)のグループ会社であるJR東日本リテールネットは、JR大宮駅西口コンコース内にオリジナル鉄道グッズ専門店「GENERAL STORE RAILYARD(ジェネラルストアレールヤード)」を3月25日にオープンするが、それに先駆けて24日、報道関係者に公開したのでその様子をレポートする。

「GENERAL STORE RAILYARD」は、JR東日本グループが運営する鉄道の新しい魅力を発信していくショップであり、リユース品やリサイクル品、復刻品やさまざまな企業とコラボレーションした商品などを店頭販売する。

ショップ名のRAILYARDは「車両基地」を意味している。営業は月~金曜は10時~21時30分、土曜は9時~21時30分、日曜・祝日は9時~21時となっている

 細長い間取りの店内は、入り口から見て真ん中にリユース品などを陳列した「鉄道古物」、左の列に手前から「復刻グッズ」「コラボグッズ」「BEAMSグッズ」「雑貨・文具」「雑誌・書籍」が、右の列に「ポスター・写真類」「鉄道模型」「食品・食器・お土産類」が並べられ、一番奥がレジとなっている。

 多くはオープン初日から売り出されるが、BEAMS DESIGNとコラボした一部のバッグや鉄道古物は展示のみとなる。鉄道古物は一部を除き、4月22日にオークション形式で売り出される予定であり、詳細については店頭や店舗のTwitterで告知するとのことだ。

鉄道古物コーナーには実際に使われていた扇風機や電話、ハンドルや椅子などが所狭しと並べられている
このプレートは実際に使われていたものではないが、当時の設計図をもとに同じ素材で作られているとのこと
鉄道古物コーナーのには「定刻起床装置」なるものもあった。起床時刻になると布団の下にセットした袋が空気圧で膨らみ、否応なく起きられるシロモノ。価格は9万8743円
ショップに入ってすぐ左には、復刻グッズやコラボグッズが陳列されている
寝台特急「北斗星」で使用されていた浴衣は4860円
同じく北斗星で使用されていたアメニティグッズは2500円
方向幕ハンドルや昔の車内用紙コップ(封筒型)、紙コップのディスペンサーなども販売
つり革やシートをBEAMS DESIGNがリメイクした商品。リュックは6264円から、トートバッグは7344円からとなっており、5月下旬から販売される予定
電車のシートを使ったカスタムヴィンテージチェアは10万8000円から
BEAMS DESIGNとコラボした同店の限定商品。マグカップは1728円、バンダナは1296円、キャップは3780円
店舗奥にはヘッドマークステッカーやメモ帳、テープカッター、タオルハンカチといった文房具や雑貨も数多く置かれている
入り口のすぐ右側では、青春18きっぷのポスターを復刻したクリアファイルやポストカードセット、B2ポスターを販売。初回は2001~2002年、2005~2006年に掲出された作品となっている。クリアファイルは400円
ポストカードセット6種は1200円
B2ポスターは950円
グッズだけでなく、カレーやせんべい、キャンディやコーヒーといった食品に、北斗星で使われていた食器なども販売している
猿田彦珈琲とコラボした同店限定のドリップバッグ「SL ブレンド」。5袋入りで1080円
北斗星の車内でも販売されていた「食堂車のビーフカレー」は420円
同店限定パッケージである「RY-1 彩果の宝石」は486円
北斗星で使われていた食器やJNRマークの食器も置かれている
数量200個限定の旧国鉄改札鋏は2万1600円
こちらも200個限定の途中下車印は1万800円

 細長い店内はとにかく鉄道関連のグッズが所狭しと置かれ、日ごろ目にしないパーツや慣れ親しんだ座席の一部がリメイクされていたりと、見るだけでも楽しめる内容となっている。近くには鉄道博物館もあるので、セットで訪れて楽しんでみてほしい。

よく見ると「JR大井工場」と書かれたパレットが使われているなど、店内のいたるところに「らしさ」が散りばめられている