首都高は、3月22日5時に湾岸線西行きの新しい臨海副都心入口を開通、供用を開始した。これは、国道357号東京港トンネルの西行きが開通するなど、付近の立体化整備完了に伴うもの。これまでより、東京港トンネル側に約600m移設された。2014年4月8日以前とほぼ同じ位置に戻ったことになるが、お台場中央交差点からの入り方は以前と異なっている。
速報で「首都高、お台場の湾岸線西行き『臨海副都心入口』の新しい入口が開通」としてお知らせしていたが、こちらでは「臨海副都心入口」を画像や動画で詳しく紹介する。
入口移設後は、左側の車線から湾岸線へ
新しくなった湾岸線西行きの臨海副都心入口は、ダイバーシティ東京、ローソン、フジテレビなどのあるお台場中央交差点よりも西側、東京港トンネル側となる。これまでは国道357号の有明方面から湾岸線西行きに入る必要があったが、移設後は、青海方面からもお台場中央交差点を左折して、すぐに湾岸線西行きに乗ることができる。
お台場中央交差点から臨海副都心入口と料金所をとおり、湾岸線西行きに合流するまで動画と写真で紹介する。
この右側が3月21日20時までの入口。すでに電光掲示板などは取り払われて移設を知らせる幕になった 閉鎖になった移設前の入口部分は移動式ガードレールとフェンスが設置され入れない 道路案内標識にも首都高は直進というように記載。右にあるのは移設前の料金所 お台場中央交差点の車線は、両側に右左折レーンができ、中央の2車線が直進だが、首都高と潮風公園は左の車線。右車線は国道357号のトンネルを向かい、大井や羽田空港へ向かう お台場中央交差点を過ぎると左右に別れる。首都高は左へ 従来の臨海副都心入口は3月21日20時閉鎖
これまでの入口は前日の3月21日20時に閉鎖された。あいにくの雨となったが20時の直前に関係車両が到着、内側の1車線を規制し、入口を閉鎖する工事や、標識等の変更などを開始した。
閉鎖直前の従来の臨海副都心入口。電光掲示板や標識類が鉄骨に取り付けられていた 20時直前、いよいよ工事車両が到着。右側の車線を通行規制を開始する 20時をまわると入口の電光掲示板がもう2度の開くことのない「閉鎖中」へ とはいえ、まだ料金所は有効で、何台か入っていくクルマもあった 車線規制ははじまったが、まだ料金所はあいているため、飛び込むクルマも 前夜の段階ではお台場中央交差点の分岐標識にも目隠しが貼ってあった 朝5時に入口のコーンを撤去し開通
新しい臨海副都心入口では、開通5時前に工事関係者が最後の準備に追われていた。元の入口は前日となる3月21日20時に閉鎖。この日は臨海地区で強い風が吹いていたが、新しい入口に則した道路案内標識に変更することをはじめ、料金所の“引っ越し”作業が行なわれていた。
開通前の電光掲示板には、羽田へは湾岸道路(国道357号)でしか行けないと表示 開通10分前には、すでにお台場中央交差点の分岐標識の目隠しがはがされていた 新しい臨海副都心入口では最後の準備をしているようだ 新しい臨海副都心入口の横には工事関係の車両が並んだ 直前になって、コーンを撤去するなどスタッフの動きが慌ただしくなる 右車線も通行区分が表示され、このあとすぐに青丸になった 開通を停車して待つクルマはなく、開通から少し間をあけて1台目のクルマが料金所へ入ってきた 少しずつ入ってくるクルマ。開通5分は様子見なのか数台程度 開通して20分が過ぎるころには、首都高方面に向かう大型トラックも増えてきた お台場中央交差点の直前にある道路案内標識、前夜は首都高の緑色の案内部分に目隠しがされていた お台場中央交差点のかなり手前にある道路案内標識、首都高の緑色の案内部分は開通まで目隠しがされていた こちらの標識も開通前は「首都高」の部分が隠されていた 閉鎖され、使われなくなった3月21日までの臨海副都心入口 すでに電光掲示板や標識などが撤去され、案内の幕のみ掲げられた