【ハワイ現地発】GWのハワイ。ランチと部屋飲みハッピーアワーを1人10ドルで満喫する

吸い込まれそうな色合いで魅了するワイマナロビーチ

　今週末にせまったゴールデンウィーク。ハワイも日差しが強くなり海の青色が美しい季節に突入した。今年のハワイはGWを意識した限定お得メニューを出す店もあり、情報を知っておけば出費を控えてハワイを満喫できる。

ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センター2階のパイナラナイフードコートにある「レイジング・ケインズ」

　日本未上陸のチキンフィンガー専門店「レイジング・ケインズ」に、日本のゴールデンウィークに合わせて期間限定メニューが登場した。この店のチキンフィンガーは、マリネした鶏胸肉に手作業で衣をつけ、注文を受けてから調理することを徹底している。一切冷凍しないというフレッシュな胸肉はしっとりしていて何本でもいけてしまう。数年前に米本土からハワイに初出店した直後は大行列が絶えなかった。

ゴールデンウィーク限定のシェア用メニュー「オハナ・コンボ」

　今回のメニューは、ロイヤル・ハワイアン・センター店でのみ販売するオハナ・コンボ。5月18日までのスペシャルメニューで、チキンフィンガー6本、クリンクルカットフライドポテト、テキサストースト、秘伝のケインズソース2つ、コールスロー、ドリンク2つ、さらにエコバッグ（非売品）が付いて19.19ドル。2人分のコンボになっているので、1人10ドルという換算になる。

熱々のクリンクルカットフライドポテトも山盛りなので2人で分けてちょうどいいボリューム

フードコートなので席も豊富にあるし、すぐ下にある中庭で緑に囲まれながら食べるのもいい

　揚げたてのチキンフィンガーはほくほく。ケインズソースをディップすると「これこれ！」とケインズならではの味になる。クリーミーでありつつピリッとするこのソースは、調味料とスパイスをブレンドして毎日手作りしているのだとか。テキサストーストはガーリックバターブレンドを塗ってから焼き上げたふわふわのシグネチャートースト。コールスローのソースも店内で作り、ドリンクの甘味もサトウキビを使うなど彼らのこだわりがある。ドリンク付きでこの価格なら満足すること間違いなし！

ココナツとドイツのヘーフェヴァイツェンが融合したホノルルブリュワリーのココヴァイツェン

　さて、ランチをどっしり食べたら、夜ご飯はホテルの部屋やラナイで過ごしてはいかが？　スーパーマーケットで食材を買って、部屋で並べるだけの「ローカル飯」を紹介したい。まずは好きなドリンクを用意。上の写真は同じスーパーで買ったビール（6本で10.99ドル）。

クオーターパウンドはこのくらいの量

　目指すはポケが豊富なハワイのスーパーマーケット「フードランド」。ポケ売り場で好きなポケを3種類ほど買えば十分（2人の場合）。量り売りのため量を聞かれるので、それぞれ最少量のクオーターパウンド（113g）を目安にしよう。

400gほどたっぷり入った枝豆ポケ

一口食べると止まらなくなる危険な味

　もう1つ、ガーリックとゴマの風味がたまらない枝豆のポケ（5.39ドル）もぜひお勧めしたい。前に並んでいた人も買っていたが、これもハワイの食卓には欠かせない味。

とうもろこしの粉で作るのでグルテンフリー

　それから、トルティーヤチップスも忘れずに。これが今回の肝になる。

ピリ辛でガーリックと生姜がきいていたチリ・ガーリック・アヒ

スパイシー・ハワイアンはハワイの海藻リム入りの大人気のフレーバー

　あとはポケ on チップスで食べるだけ。ご飯にポケをのせるポケ丼が定番だが、夜はビールのつまみにトルティーヤチップスでポケをすくってパリッといくのもハワイ流のポケの食べ方。これが絶妙で美味しい！　ビールが進むこと。メキシカン＆ハワイアンなププ（ハワイ語でつまみ）で十分ハワイの食文化も満喫できるはず。

いろいろな味わいを楽しめるのでハワイが誇るポケは飽きることがない

　今回は、チリ・ガーリック・アヒ（5.04ドル）、スパイシー・アヒ（3.78ドル）、スパイシー・ハワイアン（3.92ドル）。枝豆とビール1本を入れて20ドル以下。2人で満腹＆満足なひとときになるので、ぜひお試しあれ。