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京奈和道 岩出根来IC~和歌山JCT間と和歌山JCT(4方面)の走行動画紹介

2017年3月18日16時 開通

京奈和道 岩出根来IC~和歌山JCT開通直後。電光案内板にも《祝 開通》の文字

 3月18日16時に京奈和自動車道路の和歌山県区間最後の未開通区間だった岩出根来IC(インターチェンジ)~和歌山JCT(ジャンクション)が開通し、阪和自動車道と接続した。本稿では、同区間ならびに、京奈和道と阪和道とを接続する和歌山JCTを4方面で走行した動画を紹介する。

 開通時刻に先立って行なわれた式典(別記事「京奈和道の和歌山県区間が全通し阪和道と接続。開通式典には石井国交相が臨席」参照)でも紹介したとおり、今回開通区間自体は無料通行区間だが、岩出根来ICに設けられた料金所で阪和道の料金を徴収するルールとなっている。

 開通区間の延長約6.5kmのうち、約2kmが岩出トンネルとなっており、さらに3kmほどは和歌山JCTの範囲となる。和歌山JCTは大阪方面と和歌山方面で線形が大きく異なっており、大阪方面は阪和道と京奈和道の交差部付近で接続するのに対し、和歌山方面は2~3km阪和道と並行したうえで合流する格好になる。したがって、阪和道上の分岐/合流部はかなり離れた位置にある。

国交省の資料より今回開通区間。和歌山JCTの分岐/合流部が方面別でかなり離れた位置にあることが分かる

 ちなみに阪和道の泉南IC/阪南IC~和歌山北IC/和歌山IC間には紀ノ川SA(サービスエリア)があるが、両方面ともに紀ノ川SAの手前で分岐、またはSAの先で合流するため、京奈和道と紀ノ川SAを併せて利用することはできないようになっている。

 開通区間内の岩出トンネルは、途中に緩やかな勾配があり、奈良県方面へ行く場合は下り、阪和道方面へ行く場合は上りとなる。気が付くとスピードが変化している。特に奈良県方面へ向かう場合は、トンネルのすぐ先に料金所があり、混雑しているとトンネル内から渋滞する可能性がある。トンネル内での下り勾配でうっかりスピードがのっていると、追突の危険もあるので注意を要する。

 それでは、以下に開通区間の走行動画を紹介する。動画は3本。岩出根来ICから阪和道の和歌山県方面のJCTへ走行した動画、その逆向きに走行した動画。そして和歌山JCTの4方面それぞれを走行した動画をまとめたものとなる。少し長いので動画はいずれも早回しに加工している。

京奈和自動車道 岩出根来IC→和歌山JCT
京奈和自動車道 和歌山JCT→岩出根来IC
和歌山JCT(京奈和道~阪和道)