旅レポ
フルーツのまち和歌山県紀の川市で女子を魅了するとっておきの1日(前編)
フルーツで美と健康体験の巻
2017年3月14日 00:00
和歌山の北部に位置する紀の川市をご存知でしょうか。市のほぼ中央を市の名前にもなっている「紀の川」が流れ、その水の恵みと温暖な気候によって日本有数の農業生産地として知られています。特に果物の収穫は全国でもトップクラス。一年を通じて桃やキウイ、イチゴや柿など、さまざまなフルーツが収穫される“フルーツ王国”なのです! 今回そんな紀の川市をもっと知ってもらおうと開催されたプレスツアーに私ゆきぴゅーが参加して参りましたので、その様子を2回に渡ってご紹介したいと思います。
日本初のフルーツ体験博「ぷる博」が4月9日まで開催中!
現在紀の川市では「ぷる博」を開催中! 初めて聞くという方も多いかと思いますが、このぷる博、日本初(いやもしかしたら世界初?)のフルーツをテーマにした体験型の博覧会なのです。正式名称は「紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会」。フルーツとかぷるぷるとか、なんだか女子には気になるワードですよね??
ぷる博は大きな会場で連日催されるようなスタイルの博覧会ではなく、市内全域でさまざまな催しや体験会が“市民の手によって”開催されるという地元密着型の博覧会。公式パンフレットにラインアップされているプログラムの数は60種類以上にもなります。私が気になるものをいくつか挙げてみると……No.24の「日本一の生産量を誇る紀の川市の八朔(ハッサク)でポン酢を作ろう!」や、No.48「地元果物のできたてジェラートと生フルーツで創作パフェを」や、No.54「農家の薪割りおじさんとアウトドアクッキング」などなど、楽しそうな催しが盛りだくさんなのです。
「ぷる博」初日に開催された今回のプレスツアー。初日ならではのイベント“ぷるフェス”が紀の川市役所の本庁舎で行なわれているということで、まずはその会場へ。ぷるぷるマルシェというフードコーナーや、その日限定のバッジ作り体験や物販コーナーなどがあって、たくさんの方々で盛り上がっていましたよ。
なかでも目を引いたのは紀の川市の公式マスコットキャラクター「紀の川ぷるぷる娘」。なんと6体のキャラクター! 苺のいちごっぷる、八朔のさくぷる、無花果のじくぷる、キウイのきうぷる、桃のももぷる、柿のかきぷると全員ステージに登場して、お子さま(特に女の子)の人気をさらっていました。ちなみに私はきうぷるの頭部の(スパンと切られた風の)断面がツボでした。
ぷる博―紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会―
期間:2017年3月5日~4月9日
場所:和歌山県紀の川市全域
事務局:一般社団法人紀の川フルーツ・ツーリズム(ぷる博事務局)
Webサイト:ぷる博―紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会―
フルーツ酵素を使った極上ヘッドスパ体験
次に向かったのは市内にあるヘアサロン「Hair Produce ALive」。え? プレスツアーでヘアサロン!? とお思いのアナタ! 実は次にご紹介するのは、ぷる博パンフレットプログラムNo.22にある「紀の川市発!フルーツ酵素でぷるぷる美肌・美髪スパ」体験なのです。
「フルーツは食べるだけではない! 髪にもいいはずだ!」とフルーツの酵素を使ったヘッドスパを考案したというALiveの店長さん。どんなヘッドスパなのかワクワクしながらシャンプー台へ……とその前に、まずは鏡の前で頭皮チェックです。見るのは「色」と「硬さ」だそうで、今回担当してくださった坂本さん(イケメンです)曰く、私の頭皮はだいぶこっていて硬め、色はちょっぴり黄色っぽい(白い方がいいらしい)とのこと。「今からやるヘッドスパマッサージで頭皮が柔らかくなることによって目がぱっちりするくらいの効果が出ますよ」とのこと。
フルーツ酵素が入ったオイルと炭酸の泡を使ったマッサージは、うっかり仕事を忘れてオチてしまいそうなほど気持ちよかった~! 頭って自分でやると手の方が疲れちゃってなかなか続かないし、絶妙な力の入れ具合が難しいので、やってもらうに限りますよね。
ALiveでは、ツボの指圧やマッサージによって頭皮の筋肉のコリをほぐしてリラックスさせ、神経バランスを整えるメディカルトリートメントスパを採用。頭皮が健康になれば髪もつやつやに、お肌や内臓のバランスもよくなると、いいことずくめなのだそう。その言葉どおり、ヘッドスパが終わったあとは自分で触っても分かるくらい頭皮が柔らかくなって、頭全体がスッキリ! 頭皮ケアって大事なんですのね~とあらためて思ってしまいました。
この「フルーツ酵素のヘッドスパ」の体験料は3500円。もちろんブロー込みです。ヘアカットと組み合わせてもOKだそうですので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ちなみに私、教えてもらったマッサージを毎晩シャンプーのときにやっていますのよ。頭皮から健康、目指したいと思います!
Hair Produce ALive
所在地:和歌山県紀の川市粉河941-1
TEL:0736-73-4766
営業時間:9時30分~18時30分(最終受付:カット18時30分、カラー・パーマ・ストレート18時)
定休日:毎週月曜、第3火曜
Webサイト:Hair Produce ALive
食育のまち紀の川市ならではの新鮮地元野菜を使ったヘルシーランチ
この日は紀の川市の東端にある「道の駅 青洲の里」でバイキング形式のランチでした。この「青洲の里」は、世界で初めて全身麻酔での手術を成功させた江戸時代の外科医、華岡青洲の業績をたたえて造られた公園施設。敷地内にある「レストラン華」では“食育のまち”宣言をしている紀の川市ならではの、新鮮地元野菜を中心とした健康おもてなしバイキングが食べられます。そのお値段1人1380円。安いっ! 東京ならプラス1000円のお値段ですよね。
そのレストラン華があるのはフラワーヒルミュージアムというモダンな建物の中。実はここ、建築家の黒川紀章氏のデザインなのだそうですよ。
レストラン内は日曜日ということもあって大盛況。地元のご家族連れやグループなどが、ヘルシーバイキングを楽しんでいらっしゃいました。バランスのとれたお料理の数々は、どこかホッとするおふくろの味。新鮮なのでどれを食べてもしっかり素材の味が感じられて美味しいのです。バランスのとれた食事をのどかな景色を見ながら食べることができた優雅なランチタイムでした。
道の駅 青洲の里
所在地:和歌山県紀の川市西野山473
TEL:0736-75-6008
受付時間:9時~17時
定休日:毎週火曜(火曜と祝祭日が重なる日は翌日)
Webサイト:道の駅 青洲の里
4月9日まで開催中の紀の川市「ぷる博」。お近くの方や春休みで関西方面にお出かけするという方、ぜひチェックしてみてくださいね。後編ではニタマ駅長のいる和歌山電鐵の貴志駅や絶品ジェラートのお店などをご紹介します。お楽しみに~!