阪和道と京奈和道を接続する和歌山JCTの開通時刻は3月18日16時

開通区間の概要

　国土交通省 近畿地方整備局とNEXCO西日本（西日本高速道路）は3月2日、京奈和自動車道 岩出根来IC（インターチェンジ）～和歌山JCT（ジャンクション）間の開通時刻を3月18日16時とすると発表した。すでに開通日は発表されていたが、詳細な時刻が発表された。これにより、京奈和道と阪和自動車道が接続することになる。

　開通により、京奈和道から阪和道へ接続、奈良県の五條北ICまでが高規格幹線道路で接続される。京奈和道はその名のとおり、京都、奈良、和歌山の拠点都市を結ぶ道路。近畿圏の環状道路を構成し、延長は約120km。無料で通行できるが、今回開通区間を利用すると、和歌山JCTから阪和道を連続利用することになるため、阪和道の料金が必要となる。普通車の料金は和歌山JCTから阪和道の和歌山ICまで300円。岸和田出水までは970円、関西空港自動車道の泉佐野・りんくうICは740円など。

　開通効果は地域観光振興の支援や、沿線地域の農業を支援することになる。また、今回の開通に合わせて、近畿圏でははじめて高速道路ナンバリング標識を設置する。京奈和道は「E24」、阪和道は和歌山JCTを境に路線番号が変化し、和歌山JCTから大阪方面は「E26」、和歌山方面は「E42」となる。

　また、開通記念イベントは2件実施する。第1弾として3月11日に和歌山JCTから岩出トンネル入口手前まで往復8kmのウォーキングを実施する。第2弾は開通式と同日の3月18日の午前中で、和歌山JCTと岩出根来ICを往復する13kmのウォーキングとなる。