デルタ航空、全席個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン」スイート2017年秋から導入

　デルタ航空は2017年秋から運航開始予定のエアバス A350型機に、全席が個室タイプのビジネスクラス、「デルタ・ワン」スイートを導入すると発表した。

「デルタ・ワン」スイートでは、2008年にビジネスクラスに導入した「全席通路側のフルフラットベッドシート」という特徴に加え、世界初というスライド式ドアをビジネスクラスの各座席に設置。また、使いやすさに配慮した個人用収納スペース、最新の機内エンタテイメントシステム、高級感のある内装により、プライバシーの確保と快適性の向上を図っている。

「デルタ・ワン」スイートの新しい機能

・各スイートに高さのあるスライド式ドア
・プライバシーを保つため中央の2席の間に設けた可動式仕切り
・各スイートごとに個別調整が可能な照明
・PCやヘッドフォン、靴を収納できる専用スペース
・現代的デザインを取り入れた高級感のある内装
・形状記憶機能付きのクッション
・米国航空会社最大という18インチの個人用ディスプレイ
・ユニバーサル電源とUSBポート

「全席通路側のフルフラットベッドシート」に新たな機能がプラスされた「デルタ・ワン」スイート

「デルタ・ワン」スイートは、2017年秋に運航開始予定のエアバス A350型機に32席設置。その後、ボーイング 777型機に導入される予定だ。

プライバシーを保つため、中央の2席の間には可動式仕切りが設けられている