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デルタ航空、成田発着のニューヨーク、バンコク、関空路線を今秋運休

羽田の昼間発着枠2枠

2016年8月11日 発表

 デルタ航空は8月11日、成田~JFK(ニューヨーク)線、成田~関空線、成田~バンコク線の3路線を、今秋に運休することを発表した。羽田空港の昼間の発着枠(米側5枠)のうち、2枠を羽田~ロサンゼルス線、羽田~ミネアポリス線に暫定的に割り当てられたことを受けたもの。

 成田路線については、シアトル、ポートランド、デトロイト、アトランタの各路線を残すほか、成田以遠の上海、台北、シンガポール、マニラの各路線、ホノルル、グアム、サイパン、パラオの各路線は継続する。

 日米合わせて10枠となった今秋以降の羽田空港の昼間発着枠について、JAL(日本航空)と提携しているアメリカン航空、ANA(全日本空輸)と提携しているユナイテッド航空にとっては、日本の航空会社が持つアジアネットワークに容易に接続できると指摘。3路線の運休は「デルタ航空は過去数年にわたり、アジア太平洋地域の利益率を大幅に改善してきました。今回のネットワークの変更は、デルタ航空がこの地域において長期的に成長し、さらなる成功を収めるための施策の一環です」と説明している。