週末駅弁
「あわび五能線弁当」
白神そだちの「あわび」と地元の食材を味わえる
(2016/2/12 18:31)
弁当名 | 「あわび五能線弁当」 |
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価格 | 1300円 |
販売駅 | JR東日本 秋田駅など |
購入場所 | 東京駅 駅弁屋「祭」 |
購入日 | 2016年2月11日 |
今回は駅弁の定番食材から離れ、少し珍しいものが食べたいなと思って見つけたのが「あわび五能線弁当」です。“あわびをメインに据えた駅弁”という珍しさに惹かれました。しかも、五能線沿線の秋田県八峰町のあわびということで、期待が高まります。
中身は味付きご飯の上に、スライスしたあわび煮と、トビウオの卵醤油漬、椎茸味噌、みず醤油漬け、りんご漬け、大根漬のシソ巻き、五能線近辺の地元の食材や地元の味をベースにしています。あわび煮もそうですが、トビウオの卵醤油漬や椎茸味噌などは、普段はあまり口にしないので、味の美味さもさることながら、珍しい味わいを楽しむことができます。また、駅弁としてはややサイズが小さいため、それに合わせて伸縮可能な箸が付属しています。
実際に食べてみると、あわびのコリコリとした食感と噛むほどにほのかに舌に広がっていく旨味を堪能できます。しかも、あわびは枚数が多いため、満足するまで食べられるのはうれしいところです。あわびはやや味が薄めですが、大根漬のシソ巻き、椎茸味噌などは辛みが効いているので、一緒に食べると飽きることがありません。量を食べるというより、珍しい味を少量味わうという感じですので、大人の男性であれば、他に何か1品つけるのがお勧めです。また、日本酒や白ワインなど海鮮系にマッチしてかつクリアな味わいのお酒との相性もよいでしょう。