【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015
マカオ・グランプリのシミュレータやクイズラリーで楽しむマカオブース
エアマカオの成田直行便は11月からデイリー運航に
(2015/9/30 00:00)
- 2015年9月24日~27日 開催
マカオのブースでは、毎年11月に開催される公道レース「マカオ・グランプリ」のシミュレータや、マカオに関するクイズラリーなどを実施した。
マカオに関するクイズラリーはマカオの観光地や特色を説明したブース内のパネルをヒントに答えを導き出すもの。「マカオ旅ソムリエ」の試験にもなっており、合格者にはマカオ旅ソムリエ認定証を授与。さらにそのうち1名にマカオ往復チケットをプレゼントしていた。
また、ブース内で撮影した写真をSNSでアップロードし、もっとも多くの投票を集めた上位3名にスーツケースをプレゼントするイベントも実施。ツーリズムEXPOジャパンの会期が終わったあとも、10月4日まで投票が続いている。
マカオブースでメディア向けに行なわれたセミナーでは、マカオへの訪問者数や主要観光地の情報、マカオの最新情報が紹介された。
日本からマカオへの訪問客数は2010年をピークに、尖閣諸島問題などもあって2013年には激減。2014年は前年比3.2%増と回復傾向は見せているものの、まだまだピーク時期には回復していないことから、マカオ観光局もプロモーションに力を入れている。
マカオに関する新しい情報としては、現在週4便の運航となっているエアマカオの成田~マカオ線が、11月11日よりデイリー運航となることが紹介された。すでにデイリー運航を行なっている関空~マカオ線とともに、2路線でのデイリー運航体制が整うことになる。また、マカオ旅行では香港からフェリーでマカオ入りするルートが定番だが、今夏にはキャセイパシフィック航空と共同で「マカオに行こう!」キャンペーンを実施。こちらへの応募も好調だったとのことだ。
また、IRの建設が進むコタイ地区のホテル拡張も続いている。5月27日にはギャラクシー・マカオの第2期オープンとして、1000室のJWマリオット、オールスイート250室のリッツ・カールトン、ファミリー層をターゲットとした320室のブロードウェイホテルが開業。9月21日にはマカオ初となるサービスアパートメントのアスコット マカオがオープンした。
今後も、ハリウッド映画をテーマにした1600室のリゾートホテルであるスタジオ・シティが10月27日、400室のセント・レジスが12月16日、1700室のウィン・パレス・マカオが2016年3月25日などが続々と開業。また、パリジャン・マカオ、MGMコタイ、リスボア・パレス・ホテル、ザハ・ハディドデザインのCODホテルなども予定されている。
このほか、10月以降に行なわれるイベントとして、9月~10月にマカオ国際花火コンテスト、11月第3週に行なわれるマカオ・グランプリ、11月のフード・フェスティバル、12月のクリスマスイルミネーションなどを紹介。
そして、毎年12月の最初の日曜日に実施されるマカオ国際マラソンは、今年は世界遺産登録10周年記念特別コースで実施される。マラソンと同じ日には町中を多くのパフォーマーが練り歩くラテンシティパレードを実施。マカオ国際マラソンにマカオを訪れると、先述のクリスマスイルミネーションと合わせて、1度の旅でさまざまなイベントを楽しめるとお勧めしていた。