【イベントレポート】

【ツーリズムEXPO 2017】豪華客船の魅力を伝える「プリンセス・クルーズ」ブース

2017年度のクルーズはほぼ満席、2018年度のクルーズプランを紹介

2017年9月21日~24日 開催

豪華客船での船旅の魅力を紹介する「プリンセス・クルーズ」ブース

 ツーリズムEXPOジャパン2017のクルーズエリア「プリンセス・クルーズ」ブースでは、寄港地の写真を掲示するなど、クルーズの楽しみを伝える展示がされている。また、日本発着クルーズが2017年で就航5年目を迎えることから、「2017年プロジェクト・アンバサダー」として女優の萬田久子さんら5人の女性がアンバサダーに就任。その5名の紹介などもされている。

1度の旅で複数の目的を満喫できる寄港地観光ツアーの写真や地図などが掲示されている
2017年日本発着クルーズ プロジェクト・アンバサダーの紹介。5人のアンバサダーにプリンセス・クルーズの体験を発信してもらう

 日本発着クルーズで使われる大型客船は、日本生まれの「ダイヤモンド・プリンセス」。三菱重工業長崎造船所の技術により地球環境に配慮した設計となっている。総トン数は11万5875トン、全長290m、全幅37.5m。航海速力は22ノット(41km/h)で1室2名利用時の乗客定員は2706人。

 そのほかに乗務員が1100人ほど乗船する。外国客船だが、日本語を話せる乗務員が100名以上おり、言葉の心配もなくインターナショナルな雰囲気を楽しめるようになっている。ブースでは1/150スケールの模型も展示されているが、なかなか精巧に作られており、かなりの大きさで迫力がある。

 2017年度は、4月から11月にかけて運航。さまざまな寄港地の四季に合わせた観光を楽しめるという。春はお花見として函館五稜郭の桜を、夏にはお祭りクルーズとして船の中からねぶた祭や竿燈祭の見学、熊野の花火なども楽しめる。ねぶた祭はねぶたの海上運行、竿燈祭は港まで出向いてくれるという。お祭りシーズンはホテルの予約も難しいうえ、東北の祭をいくつも回るのは大変だが、プリンセス・クルーズのクルーズなら、ホテルや荷物の心配もなく観光を楽しめるとしている。

 船内ではバラエティ豊かな食事が用意される。メインダイニングのフルコースメニューは乗船料金に含まれ、いくら食べても追加料金が不要。ビュッフェでは、子供や年配でも楽しめるようにラーメンや手巻き寿司、そばなども用意される。ほかに日本発着クルーズの特徴として、有料の本格的な寿司のレストランもある。

 アクティビティのプログラムも充実し、プリンセス・クルーズオリジナルの「プロダクション・ショー」やコンサート、マジックショーや落語など、毎晩さまざまなショーが開催される。日中は、ダンス教室、社交ダンス教室、ズンバ、フラメンコなどいろいろなプログラムが用意され、船内の滞在も飽きることなく楽しめるようになっている。

 2017年度のクルーズは、年間を通じてほぼ満席の状態が続いており、空席待ちもけっこう多いという。出航半年前には満席となってしまうとのことだが、豪華客船でのクルーズを楽しみたいなら早めに予約を入れたい。予約は1年前からできる。

1/150スケールの「ダイヤモンド・プリンセス」。2m近い迫力のサイズだ
エンタテイメントや船内施設なども紹介されている
2018年度のスケジュールが記載されたパンフレットも配布。早めに予約を入れたい

 ブースでは、メールマガジンに登録するとルーレットを回すことができ、ハズレなしで1000円分の図書カードやクリスタルプレートなど、プリンセス・クルーズのオリジナルグッズがもらえる。

iPadを使ったルーレットを設置。メールマガジンに登録するとルーレットを回すことができる
ルーレットの結果は、隣に設置されたプリンターで出力される
プラチナ賞、ゴールド賞、ブルー賞の3つが用意されハズレはない
ゴールド賞のクリスタルプレートと、ブルー賞のクリアファイル
クリスタルプレートは、マジェスティック・プリンセス(初の中国人ゲスト向けの豪華客船)就航記念のメダルが埋め込まれている