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大型複合施設「EXPOCITY」が大阪の万博記念公園に11月19日オープン
11月16日に内覧会を実施
(2015/11/17 17:17)
- 2015年11月19日 オープン
- 2015年11月16日 内覧会実施
三井不動産と三井不動産商業マネジメントは、大阪府吹田市の万博記念公園内に商業施設の「ららぽーと」などを含んだ大型複合施設「EXPOCITY」を11月19日にオープンする。オープンに先立ち、11月16日に報道関係者ほか招待者向けの内覧会が実施された。本稿ではEXPOTICYを訪れる際のポイントをまとめておきたい。記者会見の内容や、個別の施設については別記事でお伝えする。
EXPOCITYは三井不動産が開発し、三井不動産商業マネジメントによって運営・管理される大型複合施設。所在地は大阪府吹田市千里万博公園2-1で、敷地面積は約17万2000m2。万博記念公園の一角に位置し、大型商業施設「ららぽーとEXPOCITY」のほか、8つのエンターテイメント施設から成る。
駐車場は約4100台を備え、名神高速道路と近畿自動車道の吹田IC(インターチェンジ)、中国自動車道の中国吹田ICが近接のICとなる。駐車場は2.3mの高さ制限がかけられているので注意を要するほか、周辺施設でのイベント実施日には利用者以外の駐車を制限するための特別料金を設定するなどの対応を行なう。
EXPOCITYでは、オープン以降の混雑が予想されることから、クルマではなく公共交通機関での来場を呼びかけている。公共交通機関での来場についても大阪モノレールの万博記念公園駅から徒歩約2分の立地であり、伊丹空港からは乗り換えなし。梅田、なんば、新大阪など大阪の主要スポットからも、千里中央駅での乗り換え1回で訪れることができる。大阪モノレールでは、EXPOCITY開業に合わせた臨時便の運行も行なう予定。
バスについても、JR茨木駅から万博記念公園へのバスを15分間隔で運行するほか、京都駅と京都女子大学から万博記念公園西駐車場への直行バスを新設し、1日2本程度運行予定としている。
公共交通機関を利用する人向けへのキャンペーンも各種展開している。大阪モノレールと大阪市交通局、北大阪急行電鉄、阪急電鉄、京阪電気鉄道と共同で、ららぽーとEXPOCITYで利用できる500円分の買い物券と大阪モノレール+連絡鉄道の1日乗車券をセットにした「EXPOCITYグランドオープン記念1dayチケット」を11月19日~2016年1月11日(売り切れ次第終了、販売期間中有効)に発売する。
このほか、交通系ICカードを利用してEXPOCITYに10回来館することで三井ショッピングパークのカードポイント100ptの進呈するキャンペーンや、交通系ICカードを使って大阪モノレールで来場したうえで館内で合計1万円以上買い物した先着100名(11月19日~11月29日の各日)に無料荷物配送サービスを実施する。
扇形の敷地を中央を境にオレンジ、グリーンで色分け
EXPOCITYは敷地全体が扇形で、ららぽーとEXPOCITYの建物も扇形になっている。扇で言うところの中骨(竹などが剥き出しになっている中央寄りの部分)に相当する部分に、各種エンターテイメント施設が配置される格好となる。
ららぽーとの館内は、中央を境にオレンジ、グリーンでイメージを変えている。例えばソファや通路、壁の装飾など、それぞれの色を基調とすることで自分の位置が把握しやすくなっている。また駐車場も同様にオレンジ、グリーンに分けられているほか、中央部分はレッドを使って区別する。
館内の中央部分は「光の広場」と名付けられた吹き抜けのイベントスペースになっている。ここには国内最大級という大型のタッチスクリーンも設置。また、その付近には館内を中心したエリア放送「EXPO TV(仮称)」向けの専用スタジオを設置。今後、館内のイベント中継などに活用していくという。