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国交省、高速道路の渋滞ワーストランキング発表
渋滞ワースト1位は東名高速(上り)横浜町田IC~海老名JCT
(2015/5/1 18:49)
- 2015年5月1日発表
国土交通省は5月1日、全国の高速道路で収集した各種交通データを活用して、国として初となる「高速道路の渋滞ワーストランキング」を発表。年間を合計した渋滞ワースト1位は「東名高速道路(上り)横浜町田IC(インターチェンジ)~海老名JCT(ジャンクション)」となった。
続く2位は「東名高速(上り)厚木IC~秦野中井IC」、3位は「東名高速(下り)横浜町田IC~海老名JCT」と続いた。
今回のランキングの対象となる道路は、NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)の各社が管理する高速自動車国道と一般有料道路。
午前中ピーク1時間の渋滞ワースト1位として「中央道(上り)調布IC~稲城IC」(7時台)や、午後のピーク1時間の渋滞ワースト1位に「関越道(上り)練馬IC~大泉JCT」(17時台)が挙がるなど、交通需要の変化により特定の時間帯や時期に、特定の個所や路線で渋滞が発生していることが明らかとなった。
また、休日の偏りがワースト1位となるのが「東京湾アクアライン連絡道(上り)木更津金田IC~袖ケ浦IC」、ゴールデンウィークの偏りがワースト1位となるのが「神戸淡路鳴門道 垂水JCT~淡路IC」などの傾向もみられた。
同省では、このような道路の課題について、ビッグデータを活用しつつ効率的に把握した上で、道路交通サービスの更なる機能向上に取り組むとしている。