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ボーイング、787-10量産初号機の胴体製造を川崎重工業で開始

計画より2週間前倒し

2016年3月14日(現地時間) 発表

川崎重工業 名古屋第1工場でボーイング 787-10型機の胴体製造を開始

 ボーイングは3月14日(現地時間)、ボーイング 787型機の胴体延長型タイプ「ボーイング 787-10」の胴体製造を開始したことを発表した。

 ボーイングのパートナー企業である川崎重工業 名古屋第1工場で、前部胴体への円形フレーム取り付けを開始したもので、計画より2週間前倒しでの実施であるという。

 ボーイング 787-10型機は、運航中のボーイング 787-8/787-9型機の胴体延長型モデルで、長さは68.27m、客室数は2クラスの標準配列で330席(-8は56.59m/242席、-9は63m/290席)。2018年から納入の予定で、9社から153機を受注している。ローンチカスタマーはユナイテッド航空。国内の航空会社ではANA(全日本空輸)が3機を発注している。

(編集部:多和田新也)