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極限を求めて4大陸11カ国でロケを敢行、映画「X-ミッション」が2月20日に公開

大自然を舞台にCGを使わずに繰り広げられるアクションシーンに注目

2016年2月20日公開

 2月20日からワーナー・ブラザース映画の配給で、映画「X-ミッション」が公開される。

 この映画は1991年にキアヌ・リーブス主演で公開された「ハートブルー」を原案にしたもの。FBI捜査官である主人公は、犯罪の疑惑がかけられているアスリートチームに潜入捜査を行なう。するとこの集団は、個々のアスリートならではの高い身体能力を活かした奇想天外な手口で、数々の犯罪を犯していることが分かる。この集団のリーダーに魅力を感じ始めた主人公は、はたして任務をまっとうできるのか、というストーリー。

 この映画の見どころはソチオリンピックの金メダリストなど、世界的アスリートが大自然を舞台にCGを使わずにアクションシーンを演じるところ。

 ハワイ・マウイ島沿岸ジョーズや仏領ポリネシアのタヒチ島金塊のチョーボーでは、巨大な波に乗るサーフィン。ベネズエラのギアナ高地にある世界最大級の滝、エンジェルフォールではロッククライミング。スイスではウィングスーツで滑空など、4大陸11カ国におよぶロケ地で極限のアクションを演じている。

主なロケ地(カッコ内は映画内のシーン)

アメリカ:ハワイ州マウイ島沿岸ジョーズ(サーフィン/後半)、ユタ州スイングアーム・シティー(映画冒頭のモトクロス)、ワサッチ山脈(最後のユタのシーン)
メキシコ:ゴロンドリーナス洞窟(スカイダイビング)、Rosarito(水のタンクシーン)、サン・ルイス・ポトシ(札束が降る村のシーン)
ベネズエラ:エンジェルフォール(ロッククライミング)
仏領ポリシネア:タヒチ島近海のチョーポー(サーフィン)
スイス:ヴァレンシュタット/ウィングスーツフライング)
オーストリア:ハル・イン・チロル(銀行の襲撃シーン)、カリンシアのフラタッハ(森でのモトクロス)
イタリア:モンブラン(スノーボード)
ドイツ:ベルリン(屋内撮影)
インド:ムンバイ(ダイヤモンド選別施設襲撃シーン&貧民街のシーン)

プロサーファーのマクア・ロスマンや、2014年ソチオリンピック金メダリストのユーリ・ポドラドチコフが実際にアクションシーンを演じている

(編集部:稲葉隆司)