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JAL、2016年大晦日も羽田空港で恒例の餅つきイベント実施。出発客に“おしるこ”ふるまう

リオ銅メダリストの上地結衣選手や元大関・琴欧洲が一緒に「よいしょ!」

2016年12月31日 実施

JAL恒例の大晦日餅つきイベントを羽田空港国際線ターミナルで実施

 JAL(日本航空)は12月31日、大晦日恒例行事となっている羽田空港国際線ターミナルでの「餅つきイベント」を実施。2010年の国際線ターミナル開業から実施し、今年で7回目。

 例年、ついた餅をその場でふるまっていたが、2016年はノロウィルス流行などの時勢を受けて、あらかじめ300食分の“おしるこ”を用意し、これから海外へ向かう乗客にふるまうことになった。それでも、ターミナルビルに響き渡る「よいしょ!」の声に足を止める人や、実際に見ることが少なくなった餅つきの迫力に感動する来場者の声が聞かれた。ちなみについたお餅は、JAL社内の鏡餅などに利用するという。

 この餅つきイベントで例年、慣れない動きに戸惑いながらも、その屈強な肉体で力強い餅つきを見せるのが日本航空ラグビー部「JAL WINGS」。2016年は関東社会人リーグ1部で準優勝、順位決定戦で総合2位となり昇格。来季は2期ぶりにトップイーストリーグ・ディビジョン2で戦うことが決まったことをアナウンスし、応援を呼びかけた。

JAL WINGSの選手が迫力ある餅つきを披露
大きな体を寄せて餅米をこねるメンバー
餅つきの迫力と「よいしょ!」のかけ声にに多くの人が集まった
トップイースト・ディビジョン2に昇格したJAL WINGS主将の吉本高寛選手が応援を呼びかけた
「よいしょ!」のかけ声とともに餅をつく。時折、笑顔や真剣そうな表情を見せるJAL WINGSの選手
餅つきが終わると、おしるこを来場者にふるまった
JALスタッフやJAL WINGSの選手らが並んでおしるこをふるまう

 餅つきは19時過ぎに開始し、30分ごとに4回実施。2回目の餅つきには、元大関・琴欧洲こと鳴戸親方や、リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会の車いすテニスで銅メダルを獲得したJALオフィシャルパートナーの上地結衣選手も登場。JAL代表取締役社長の植木義晴氏とともに、餅つきに参加。さらに来場者へのおしるこもふるまった。

 特に上地結衣選手は、リオ・パラリンピックで獲得した銅メダルも持参。来場者にも気軽に触ったり、持ったりしてもらうサービスぶりで人気を集めていた。

特別ゲストとして鳴戸親方(元大関・琴欧洲)と、リオ・パリンピックの車いすテニスで銅メダリストを獲得した上地結衣選手が登場。日本航空株式会社 代表取締役社長 植木義晴氏とともに餅をついた
餅つきが終わり、来場者におしるこを配る鳴戸親方と上地結衣選手