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JR西日本、SL全盛期の客車を復刻した新車両で走るSL「やまぐち」号を9月~12月運行

新山口駅~津和野駅で土・日曜、祝日運行

2017年6月9日 発表

SL全盛期の客車を復刻した新車両で走るSL「やまぐち」号

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、9月開催の「幕末維新やまぐちデスティネーション」に合わせて、SL全盛期の客車を復刻した新車両で走るSL「やまぐち」号の運行スケジュールを公開した。

 新車両は、定員245名(グリーン席23席、普通席222席)の5両編成。1号車は展望デッキを備えたグリーン車、2号車は普通車、3号車には展示スペース、SLの運行を体験できる運転シュミレーター「機関士体験走れSL『やまぐち』号」やSLの仕組みを学べる投炭ゲーム「走れSL 缶焚きゲーム」、販売カウンターを設置、5号車は多目的室やバリアフリー対応の多機能トイレを設置している。

グリーン車(1号車)
普通車(2号車)
SLの歴史や仕組みを学べる展示スペース(3号車)
SLの仕組みをゲームで楽しく学べる投炭ゲーム「走れSL 缶焚きゲーム」
SLの運行が体験できる運行シュミレーター「機関士体験走れSL『やまぐち』号」

 運行日は9月~12月の土・日曜、祝日(37日間)とし、新山口駅~津和野駅間を運行する。また津和野行きの下り列車は、地福駅にて14分間の停車時間があり記念撮影などが行なえる。さらに9月1日~12月31日の期間で開催される「幕末維新デスティネーションキャンペーン」に合わせたイベントも予定されている。

「幕末維新デスティネーションキャンペーン」は全国のJRグループ6社と地方自治体、観光事業者が協力して行なう国内最大級の観光キャンペーン。山口県では「維新の風が誘(いざな)う。おもしろき国 山口」をキャッチフレーズに3カ月間観光PRを行なう。